訪臺日本人の減少、臺灣人の「日本好き」があだに?―中國メディア

Record China    2017年11月26日(日) 1時10分

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24日、中國メディアの環(huán)球網が、臺灣メディアの報道を引用し、訪臺日本人數が減少したと伝えた。寫真は中華航空機。

2017年11月24日、中國メディアの環(huán)球網が、臺灣メディアの報道を引用し、訪臺日本人數が減少したと伝えた。

民進黨政権発足後、訪臺中國人數が減少しているが、臺灣メディアの報道によると、ここ數カ月の訪臺外國人數は徐々に回復しており、今年8月には蔡政権発足後、初めて上昇した。10月には前年同期比で22.49%上昇し、3カ月連続の増加となった。

しかし、訪臺日本人數は減少しているという。今年10月の訪臺日本人は16萬337人で、前年同期比で4.18%減少した。また、今年1?10月のうち、前年比で減少した月が6カ月に上ったという。

この理由について臺灣観光局は、日本を結ぶ航空路線での座席不足にあると分析。訪日臺灣人が増加しているのに対し、航空會社が準備する座席數が減少しているため、訪臺日本人が押し出されてしまっているのだという。観光局は、航空會社に対し座席數を増やすよう要請している。

しかし、臺灣の旅行市場に詳しい関係者は、「観光局による座席増の要請は逆効果になるかもしれない」と指摘。訪臺日本人は増加せず、訪日臺灣人が増加する可能性が高いとのことだ。同関係者によると、臺灣人の座席獲得競爭力は非常に高いが、訪臺する日本人は中高年が多く、臺灣人との座席獲得競爭に勝てないという。

また、日本の旅行施設や関係する設備がよく整っているため、訪日臺灣人の増加は必然だと分析。一方の臺灣観光には「特筆すべきセールスポイントがあるだろうか?東南アジア市場と比べて競爭力を有しているだろうか?」と疑問を投げかけ、臺灣観光局は対策についてよく考えるべきだと指摘したという。(翻訳?編集/山中)

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