<中國人観光客が見た日本>息をのむほどの紅葉の美しさ、そして宿の主人との涙の別れ

Record China    2017年11月25日(土) 12時0分

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24日、中國のネット上に、京都の瑠璃光院を訪れた中國人観光客による旅日記がつづられた。寫真は作者提供。

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2017年11月24日、中國のネット上に、京都の瑠璃光院を訪れた中國人観光客による旅日記がつづられた。以下はその內(nèi)容。

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私たちの日程は11月11日から20日まで。京都市の紅葉は例年11月下旬から見ごろになるが、去年は寒くなるのが早かったため、見ごろが1週間ほど早まり、郊外では11月中旬には落葉し始めたそうだ。これはすべて天気が原因で、気溫と天気が紅葉に與える影響はとても大きく、一雨降ると一晩で葉が落ちてしまうこともある。逆に寒くなるのが遅いといつまでも紅葉しない。

通常は、郊外の方が市內(nèi)より早く紅葉し、山の方がふもとより早く紅葉する。同じ11月15日頃でも、比叡山や三千院、寂光院では完全に紅葉していたが、市內(nèi)の嵐山はまだ半分ほどが緑だった。

瑠璃光院(大原)は、京都でここ2年、人気となっている紅葉スポットだ。寫真の美しさは息をのむほどで、適當(dāng)に撮った寫真が素敵な壁紙になったりする。瑠璃光院は2階建ての小さな木造建築で、毎年夏秋限定で見學(xué)することができる。見學(xué)希望者が多いので、入るのに1時間以上は並ぶ必要がある。

私たちは午後2時ころに到著したが、入り口にはすでにS字の長い行列ができていた。1時間以上並んでようやく瑠璃光院入り口の狹い歩道を歩くことができた。參観ルートに沿って直接2階へ上がると、テーブル前の絶景ポイントはすでに人でいっぱいだった。でも、みんな親切で、寫真を撮り終えるとすぐに他の人に位置を譲っていた。私もカメラをテーブルに置いて寫真を數(shù)枚撮ったが、ピントがあまり合っていなかったことに後で気が付いた。

2階を見學(xué)し終えてから1階に降りてお茶を飲んだ。チケットにはおかわり無料の緑茶が含まれている。畳の上に座り、熱いお茶をすすりながら外の庭を眺めるのも瑠璃光院での楽しみの1つだ。

私は、airbnbで大原の民宿、yamada家を予約していた。この家は小山の坂にある2階建ての住居で、1階にある大部屋を宿泊客に提供している。こんな田舎で、日本滯在中に一番大きな部屋に泊まれるとは思いもしなかった。部屋からは庭を直接見ることができ、宿の主人の母親(私たちはおばさんと呼んだ)が自分で手入れをしているのだという。このおばさんはとても気の利く人で、作ってくれた朝食はおいしくてボリュームがあり、出かける時に私たちはプレゼントを交換した。

最後に大原を離れる時には、yamadaのおばさんが駅まで送ってくれ、「夫を亡くしてから毎日さびしく過ごしてきた。だからこの小さな家にあなたたちが來てくれて感謝している。でも別れる時はやっぱりさびしいね」と言った。私だって別れはつらい。いつまた會えるかも分からないんだ。ただ、感謝の気持ちいっぱいで優(yōu)しく言った「さようなら」を覚えておくことしかできない。別れた後、私は大原駅でしばらく泣いてしまった。(翻訳?編集/山中)

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