2008年7月29日、中青在線によれば、四川大地震で被災(zāi)した児童の多くが心的外傷後ストレス障害（PTSD）による精神的な問題を抱えているという。

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四川省綿竹市で被災(zāi)したある小學(xué)生は、避難先の南京市で心理カウンセラーに「ここは安全で、良い人ばかりだけど、自分の家じゃないから寂しい」と話す。一方、別のある小學(xué)生は「うちは貧乏だから、家には帰りたくない、ここの方が好き」と話す。

南京師範(fàn)大學(xué)教育科學(xué)院の調(diào)査結(jié)果によれば、対象となった被災(zāi)児童の74．3％に精神的な問題がこのように“2極化”して現(xiàn)れているという。一方では、見知らぬ環(huán)境に孤獨(dú)感を感じながらも、その不満を表面に出せない狀態(tài)にあり、また一方では、震災(zāi)の恐怖から新しい安全な環(huán)境を受け入れ、被災(zāi)した故郷を否定する狀態(tài)にある。

調(diào)査に參加し、児童の治療にも當(dāng)たっている同大學(xué)の顧中亜（グー?ジョンヤー）氏は、専門家による治療が行われており、効果も現(xiàn)れてはいるものの、生活環(huán)境の変化がさらなる精神的な問題を招くことも予想されるとし、社會(huì)全體によるバックアップ體制の必要性を指摘している。（翻訳?編集/岡田）