中國の投資家、買収したフランスの老舗ワイナリーを次々に改名、理由は「中國人好みだから」―英紙

Record China    2017年11月28日(火) 5時0分

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フランスのボルドーには多くのワイナリーが集まっているが、中國人投資家が買収したワイナリーをフランスとはまったく関係のない名稱に変更していることが分かった。

2017年11月26日、フランスのボルドーには多くのワイナリーが集まっているが、中國人投資家が買収したワイナリーをフランスとはまったく関係のない名稱に変更していることが分かった。參考消息(電子版)が伝えた。

英タイムズによると、シャトー?ラルトーは300年の歴史を持つボルドーを代表する老舗ワイナリーだが、買収されて新たに「皇家兔子酒莊(ロイヤル?ラビット?ワイナリー)」と名付けられた。

記事によると、少なくとも4カ所のワイナリーで名稱が別のものに変えられており、その理由は「中國の消費者が好みそうだから」だという。中國では近年、ワイン消費が急速に増加し続けている。

ボルドー地區(qū)にはおよそ8000カ所のブドウ園が存在するが、中國人投資家による買収がたびたび取り沙汰されており、こうした突然の名稱変更に「まったくそぐわない」、「ボルドーの品格が失われる」と地元で危機感が高まっているそうだ。

近年、ボルドー地區(qū)で売り出されるブドウ園の4割が中國資本の手に渡っているという。(翻訳?編集/岡田)

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