2017年11月26日、米國(guó)際放送局ボイス?オブ?アメリカ（VOA）によると、以前、北京の天安門(mén)に掲げられた毛沢東の肖像にインクを投げつけ実刑判決を受けた元武裝警察官?孫兵（スン?ビン）氏が25日、肺がんのため44歳で死去した。

孫氏は1973年湖北省生まれで、北京で武裝警察官として勤務(wù)していた。2014年3月6日、「両會(huì)」（全國(guó)人民代表大會(huì)?全國(guó)政治協(xié)商會(huì)議）期間中の天安門(mén)で毛沢東の肖像畫(huà)にインク瓶を投げつけて肖像畫(huà)を汚損し、逮捕された。15年4月に騒動(dòng)挑発罪で懲役1年2カ月の実刑判決を受けた。

記事は「服役中、獄中の環(huán)境が劣悪だったために肺がんを患い、15年5月に出獄した時(shí)にはすでに末期の狀態(tài)だった。北京で治療を続けて病狀は落ち著いていたが、今年8月に故郷の湖北省に転院させられて病狀が急速に悪化した」などと伝えている。

記事によれば、懲役1年2カ月という判決に対し、中國(guó)のネット上では「刑が軽すぎる」との批判もあったという。天安門(mén)事件前夜の1989年5月、湖南省の青年3人が毛氏の肖像畫(huà)にペンキや生卵を投げつけた事件では、懲役16年から無(wú)期懲役の判決が出ていた。（翻訳?編集/川尻）