豪議員が中國人と通じていた?豪首相までが非難する事態(tài)に―中國メディア

Record China    2017年11月30日(木) 16時40分

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30日、環(huán)球時報は、オーストラリアで野黨?労働黨の上院議員が「中國人と通じていた」としてターンブル首相らから強く非難されたと報じた。資料寫真。

2017年11月30日、環(huán)球時報は、オーストラリアで野黨?労働黨の上院議員が「中國人と通じていた」としてターンブル首相らから強く非難されたと報じた。

「中國人と通じていた」と糾弾されたのは、●森(ドン?セン、●は登におおざと)という中國名を持つ労働黨のサム?ダストヤリ上院議員。30代の若手議員で、同黨のホープとして幹部となったが、昨年南シナ海問題で中國の立場を尊重すべきと発言したことで世論から反発を受け、幹部の座から退いていた。

現(xiàn)地のテレビ局は29日、「同議員は幹部の座を辭した直後の昨年10月、シドニーで中國系商人の黃向墨(ホアン?シアンモー)氏と接觸した。その際、同議員が盜聴を防ぐために攜帯電話を部屋に置いたまま外で話をするよう黃氏に促した」と報道。その後、大手メディアが続々とこの件を伝えたことで波紋が広がった。

ビショップ外相は29日、「同議員の行動は安全當局の任務を妨害するもの。中國の支援者と交わした會話の細かい內(nèi)容を、正直に明かさなければならない」と発言。ターンブル首相も「同議員による中國人への情報漏洩は國の安全にかかわる非常に重大な問題。中國共産黨による豪政権転覆を助ける行為であり、議員の職を辭せよ」と糾弾した。

これに対して同議員は「安全當局のいかなる機密情報も知り得ていない」との聲明を発表。労働黨のビル?ショーテン黨首も「事実の隠蔽(いんぺい)はないし、國家機密を誰かに漏らしたこともない。そもそも國家機密を把握していないのだから」と弁護している。

現(xiàn)地の事情に詳しいアナリストは環(huán)球時報の取材に対して「政権基盤の弱い與黨と野黨との権力闘爭の道具にされたことは明らかだ」との見方を示した?,F(xiàn)地では昨年、黃氏が「中國から派遣されたスパイ」との情報が複數(shù)のメディアによって伝えられたが、一部メディアはその後「事実ではない」との聲明を出したという。(翻訳?編集/川尻

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