2017年11月28日、韓國(guó)?KBSによると、平昌（ピョンチャン）冬季五輪開幕を約70日後に控えた韓國(guó)で、五輪を「體で感じて楽しめる」という體験館がオープンした。

五輪のメーン會(huì)場(chǎng)を擁する平昌にオープンした「平昌ICT體験館」は、世界で初めて披露された5G映像や人工知能（AI）、仮想現(xiàn)実（VR）といった先端技術(shù)と平昌五輪を融合させたという體験施設(shè)?！疙n國(guó)がこれまで培ってきた技術(shù)力を全世界に知らしめる空間」との觸れ込みだ。

スノーボードの板が設(shè)置された臺(tái)では、VRゴーグルを付けたプレーヤーが3D仮想現(xiàn)実の中のゲレンデでスリル満點(diǎn)の滑走を體験できる。また、360度回転する3人乗りの回転コースター、時(shí)速130キロを超えるVRボブスレーなどを楽しめるほか、平昌五輪期間中に実現(xiàn)予定の「100％韓國(guó)技術(shù)による地上波4K（UHD）放送」も一足先に體験できるそうだ。

體験館は來年3月までの運(yùn)営を予定。KBSは「先端技術(shù)が融合した平昌五輪を楽しめる名所になるものと期待されている」と伝えたが、韓國(guó)のネットユーザーらの反応は鈍い。「楽しそう」と期待を寄せる人はごく少數(shù)で、「行きません」「何の関心もありません」と冷ややかな聲のほか、「ぼったくりを全身で體感しろって？」「それなら1泊70萬ウォン（約7萬円）もするモーテルも3Dで體験できるようにしろ！」など高額な現(xiàn)地宿泊施設(shè)への怒りの聲、そして「平昌が失敗に終わることは知ってる人は皆知っている。もうやめよう」「企業(yè)もこんな五輪を無駄に支援しないで」と寂しい指摘も。

また、平昌大會(huì)をめぐっては公式ダウンジャケットが大人気で品薄狀態(tài)になっていることから「五輪よりダウンジャケットの方が気になる」とのコメントや、「無駄なことはやめて、中高生に制服としてダウンジャケットを作って」と求める聲が上がるなど、人々の関心はすでに別のところにあるようだ。（翻訳?編集/松村）