Record China 2017年12月1日(金) 12時20分
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日馬富士の暴行事件が波紋を広げている。日馬富士は引退し、白鵬も11月場所優(yōu)勝インタビューの際の言動などで相撲協(xié)會から厳重注意を受けた。一連の事態(tài)は角界に君臨する「モンゴル帝國」落日の始まりなのか。資料寫真。
2017年12月1日、橫綱?日馬富士の暴行事件が波紋を広げている。日馬富士は酒席で貴ノ巖にけがを負(fù)わせた責(zé)任を取り引退したが、事件は橫綱?白鵬にも“飛び火”。11月場所優(yōu)勝インタビューの際の言動などが問題視され、相撲協(xié)會から厳重注意を受けた。一連の事態(tài)は角界に君臨する「モンゴル帝國」落日の始まりなのか。
モンゴル出身の力士が大相撲でデビューしたのは、1992年の3月場所。前年に大島親方(元大関?旭國)がモンゴルで行った新弟子募集に応募した170人の中から旭天鵬、旭鷲山ら6人が來日した。入門當(dāng)初は稽古の厳しさや日本の生活習(xí)慣になじめず、6人中5人が部屋を脫走して駐日モンゴル大使館に一時駆け込んだこともあった。
旭天鵬、旭鷲山らの第1世代に続いたのは、いずれも橫綱になった朝青龍、白鵬、日馬富士、鶴竜。朝青龍が2010年1月場所中、一般男性に暴行する事件を起こして引退した後は白鵬が第一人者として土俵の主役になり、幕內(nèi)最高優(yōu)勝40回、通算1064勝など數(shù)々の記録を打ちたてた。白鵬以外のモンゴル人力士の活躍も目立ち、昨年1月場所の琴奨菊まで日本出身力士の優(yōu)勝は10年間なかった。
11月場所の番付で見ると、幕內(nèi)のモンゴル勢は白鵬、日馬富士、鶴竜3橫綱をはじめ、関脇?照ノ富士、前頭の玉鷲、逸ノ城、荒鷲、千代翔馬、貴ノ巖の計9人を數(shù)える。占有率は21.4%だ。ちなみにモンゴル組を除く外國出身の幕內(nèi)力士は前頭の栃ノ心(ジョージア)、魁聖(ブラジル)、碧山(ブルガリア)の3人にすぎない。
しかし、日馬富士は思わぬ形で土俵を去り、4場所連続で休場した鶴竜は來年の1月場所に進(jìn)退が懸かる。第3世代のホープと期待された照ノ富士は足の故障が長引いて大関から陥落。11月場所で10勝以上の成績なら大関に戻れたが、途中休場してしまった。新入幕當(dāng)時、飛ぶ鳥を落とす勢いだった逸ノ城は200キロを超える體重を持て余し、前頭中位を行ったり來たりしている。
白鵬も11月場所の優(yōu)勝インタビューで「日馬富士と貴ノ巖を再び土俵に上げたい」と口走ったり、観客に萬歳三唱を促したりして批判を浴び、「橫綱の品位に欠ける」として、相撲協(xié)會の八角理事長から口頭で注意された。白鵬は11月場所11日目に関脇?嘉風(fēng)に敗れた後、負(fù)けを認(rèn)めず物議を醸している。土俵上で無類の強(qiáng)さを誇るだけでは済まないのが橫綱の宿命でもある。
日馬富士の暴行事件には中國メディアも注目。海外網(wǎng)は「日本の相撲界から驚きのスキャンダルが伝えられた。最高位の橫綱が同郷力士の頭を毆打した」との見出しで報じた。これを受け、ネットユーザーからは「平成の大橫綱の白鵬も年齢による衰えが少しずつ見え始めた。モンゴル人力士が相撲界を統(tǒng)治する時代は終わりに來ているのかもしれない」などの聲も寄せられている。(編集/日向)
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