2017年11月、中國(guó)?咸陽(yáng)(カンヨウ)市でも、マンション価格が急騰中だ。6カ月前に1平方メートル3200人民元だった部屋が5120人民元と60％値上がりするなど、マンション価格が値上がりしている。

マンション販売業(yè)者は「建設(shè)資材や人件費(fèi)の上昇によるもので、低価格のマンションの上昇率が高くなっています」と説明。地下鉄建設(shè)計(jì)畫も持ち上がっているそうだ。

咸陽(yáng)市は、西安(セイアン)空港のある地域で、隣の西安市內(nèi)のマンション価格が1平方メートル1萬(wàn)?1萬(wàn)3000人民元になっているため割安感から購(gòu)入者が殺到している。

不動(dòng)産情報(bào)サイトが主催した、市內(nèi)6カ所を回るバスツアーには20人が參加した。30階以上のタワーマンションを含む5000戸以上の大型開(kāi)発の物件ばかり。中國(guó)のマンション販売は、スケルトン渡し(內(nèi)裝無(wú)し)が多かったが、來(lái)年販売を開(kāi)始する物件からは、內(nèi)裝工事を含めて販売する事になる。

最初に一行が訪れたマンション販売センターには、日本語(yǔ)の話せるスタッフもおり、コンセントは信頼性の高いパナソニック製。エレベーターは日立製であることなどもアピール。販売価格の決定は12月という。

また、習(xí)近平國(guó)家主席のポスターを貼り出す販売センターもあった。ここでは、ビルトインの空気清浄機(jī)を展示するなど、各社の特徴は様々だった。

參加者の一人は「息子が2人おり、北京と上海で働いています。大都市は価格が高く購(gòu)入は困難なため、地元でマンションを購(gòu)入することを希望していて、この見(jiàn)學(xué)ツアーは息子がWEBサイトで申し込みました。価格上昇の話を聞くと、早く買わないとドンドン値上がりして手が屆かなくなるのが心配です」という。しかし、この地域でのホテルや飲食店で働く人の月給は2000?2800人民元程度。マンションを手に入れるのは遠(yuǎn)い夢(mèng)だ。

マンション販売業(yè)者は「これまで100平方メートル以上の部屋が多かったですが、これから設(shè)計(jì)する物件は80平方メートル前後が主流になりそうです」と話す。

日本とは違い、土地を供給しているのは地方政府なので、地価をコントロールできる。マンションを購(gòu)入すれば、必ず価格は長(zhǎng)期では上昇すると信じている人が多い。中國(guó)地方都市では、バブル崩壊の心配は少なそうだ。

■筆者プロフィール：LampangZ

1961年生まれ、東京出身。アジアでの體験談を中心に、どうしてこんな狀況なんだろう、なぜなんだろうをお伝えします。アジアは不思議が詰まっています。

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