2008年8月4日、河南省の浮戯山景観區(qū)にあるダム水域で、水産科學(xué)研究院の専門家2人が希少種として珍重されている「マミズクラゲ」の生體を採取し、生態(tài)研究のために持ち帰った。國內(nèi)でも有數(shù)の保護種であるマミズクラゲは、環(huán)境汚染のない止水域にしか生息しておらず、環(huán)境保護の観點からも貴重な研究材料となる。

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マミズクラゲは長江周辺を原産とする親指大の淡水クラゲで、全世界で11種生息するうちの9種が中國に生息している。地球上で最も原始的な生物に數(shù)えられ、その歴史は6億5000萬年、実に恐竜よりも數(shù)億年早くに出現(xiàn)していたとされ、まさに「生きた化石」である。繁殖期が春であることから中國では「桃花クラゲ」とも呼ばれている。しばしば大量発生することがあるが、多くは數(shù)日から10數(shù)日で消滅するため、今回のように生體で捕獲するのは困難とされる。

環(huán)境汚染に弱いマミズクラゲだが、越冬期など生存の危機を迎えると表面を殻で覆った「被嚢體」に変態(tài)し、200?300年は生きながらえるという。このほどの研究では、その生態(tài)バランスや環(huán)境汚染との関係について掘り下げられることになる。(翻訳?編集/愛玉)