Record China 2017年12月23日(土) 17時50分
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20日、韓國メディアによると、「空飛ぶ総合気象観測所」と呼ばれる気象観測用航空機(jī)が韓國で初めて導(dǎo)入される。08年に導(dǎo)入計畫が立てられてから9年、現(xiàn)在は最終的な行政手続きを終えた段階にあり、來年初めには韓國領(lǐng)空を飛ぶ計畫という。寫真は平昌五輪の競技會場。
2017年12月20日、韓國?聯(lián)合ニュースによると、「空飛ぶ総合気象観測所」と呼ばれる気象観測用航空機(jī)が韓國で初めて導(dǎo)入される。08年に導(dǎo)入計畫が立てられてから9年、現(xiàn)在は最終的な行政手続きを終えた段階にあり、來年初めには韓國領(lǐng)空を飛ぶ計畫という。
韓國気象庁國立気象科學(xué)院は同日、ソウル?金浦(キンポ)空港で気象航空機(jī)の就航式を開いた。機(jī)種はビーチクラフトキングエア350HWで、最大飛行可能高度は3萬2000フィート(約1萬メートル)、最大飛行可能時間は6時間。操縦士や研究者など5人が搭乗する予定で、ドロップゾンデ(投下して気象を観測する測定器)や放射能測定器、雲(yún)粒や降水量の測定器、溫室効果ガス分析裝置、溫度測定裝置、資料収集システムなど計14種25の気象観測裝備が搭載されているという。
気象科學(xué)院は、先週の試験飛行の結(jié)果、安定した運(yùn)航が可能な狀態(tài)であることを確認(rèn)したと説明。今後は金浦空港を拠點(diǎn)とし年間400時間の運(yùn)航を目標(biāo)に朝鮮半島の空域で気象観測を行う。また地上での観測資料と比較する際、絶対的に足りない大気上層の観測資料を拡充することで、気象現(xiàn)象の理解を高め數(shù)値モデル性能の向上に活用する予定だ。
同機(jī)は來年2月9日に開幕する平昌(ピョンチャン)五輪でも気象観測を務(wù)める。ドロップゾンデを通じて高度別に気溫、濕度、圧力、風(fēng)などを測定し數(shù)値モデリングに活用、五輪期間中に世界気象機(jī)関(WMO)の「平昌國際共同研究」の研究陣と共に同地域における雲(yún)の物理特性を共有する予定という。長期的には中國や日本を含む北東アジア周辺を回りながら気象観測を行う計畫もある。
気象庁は今後、気象航空機(jī)と地上の観測網(wǎng)、人工衛(wèi)星、気象観測船舶などの算出情報を通じて、朝鮮半島の総合的な立體観測網(wǎng)を完成できるものと期待している。
しかし新設(shè)備の投入計畫に、韓國ネットユーザーの期待度は低い。記事のコメント欄は「おばあちゃんの予報の足元にも及ばない気象庁が?」「裝備がないから予報が當(dāng)たらないと思ってた?それより人が問題!」「今日の天気どころか3時間後の天気予報もろくにできていないのに、國民の血稅をかけて裝備だけ買えばすべてOKなの?」「まさか中古とか?今後の維持費(fèi)が思いやられる」「お金がもったいない。予報が當(dāng)たらないくせに」と、ブーイングが巻き起こっている。
また、今後について「以前は天気の誤報をスーパーコンピューターのせいにしてたけど、これからは気象航空機(jī)のせい?」「どうせそのうち気象庁長官の専用機(jī)になるのだろう」といった予測が並び、「日本や中國の天気予報に韓國も出ないかなあ。周辺國の天気予報の方がより正確」との聲も上がった。(翻訳?編集/松村)
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