2017年12月4日、華字メディア?日本新華僑報(bào)網(wǎng)は、日本の醫(yī)療機(jī)関で受診した外國人患者が醫(yī)療費(fèi)を支払えないケースが相次いでおり、日本國內(nèi)から制度の整備を急ぐべきとの聲が出ていると伝えた。

中國メディア?封面新聞の9月21日付報(bào)道によると、日本旅行中に心臓発作を起こして緊急手術(shù)を受けた男性が、帰國後に経済的な理由から醫(yī)療費(fèi)の支払いを拒むトラブルが起きた。総費(fèi)用は1000萬円に上り、病院側(cè)は月約5萬円の分割払いを認(rèn)める配慮を見せたが、男性からの支払いは程なくストップ。男性は「全力で助けてくれて、しかも分割払いにしてくれているのだからちゃんと支払うべき」という周囲の聲に聞く耳を持たなかったとのことで、中國のネット上では男性に対する非難が噴出したようだ。

日本新華僑報(bào)網(wǎng)は、「実際中國人に限らず、日本で病院にかかり、治療費(fèi)を支払うことができない外國人はたくさんいる」と紹介。日本の報(bào)道を引用しながら、「近畿厚生局が今年3月に発表した調(diào)査結(jié)果では、大阪府にある147の醫(yī)療機(jī)関のうち2割で外國人観光客による醫(yī)療費(fèi)滯納の問題が起きていることが判明した。訪日外國人観光客の増加に伴って外國人患者の數(shù)も急増しており、日本のどの醫(yī)療機(jī)関でも同様の問題が起きる可能性がある」と説明した。

そして、あるアナリストが「観光立國を國策とし、2020年までに年間訪日外國人観光客數(shù)4000萬人という目標(biāo)を掲げている日本では、外國人患者を想定した制度設(shè)計(jì)を行い、醫(yī)療制度をさらに健全化させる必要性がある」と指摘したことを伝えている。（翻訳?編集/川尻）