2017年12月5日、米國(guó)際放送局ボイス?オブ?アメリカ（VOA）中國(guó)語(yǔ)版サイトは、米國(guó)が北朝鮮に核兵器開(kāi)発を放棄させることはもはや不可能であるとする記事を掲載した。

北朝鮮は11月29日に火星15大陸間弾道ミサイルを発射し、米國(guó)內(nèi)で反応が起きた。トランプ大統(tǒng)領(lǐng)は中國(guó)に北朝鮮への物資提供をさらに制限するよう求めたほか、マクマスター大統(tǒng)領(lǐng)補(bǔ)佐官は「戦爭(zhēng)の可能性が日増しに高まっている」と発言。米韓は4日に史上最大規(guī)模の合同軍事演習(xí)を開(kāi)始した。

記事は、ミサイル発射後に米國(guó)が中國(guó)に北朝鮮への石油供給停止を求めていることについて、専門(mén)家から「たとえ中國(guó)が同意したとしても、米國(guó)には北朝鮮の核兵器プロジェクト完成を阻止する時(shí)間はすでに殘されていない」との指摘が出ていることを紹介。さらに元CIA局員のアナリストからは「経済制裁は失敗の可能性が高い」「米國(guó)が中國(guó)に圧力をかけるのは、それが北朝鮮に圧力をかけられる唯一の手段だからだ」との見(jiàn)方を示しているという。

このほか、ロシアの専門(mén)家によると、北朝鮮はすでにエネルギー、食糧、心理の面ですでに長(zhǎng)期的な制裁に対する準(zhǔn)備ができており、経済制裁に対して恐れを抱いていないという。

トランプ大統(tǒng)領(lǐng)は11月のアジア歴訪時(shí)に北朝鮮が協(xié)議のテーブルに戻ることへの期待を示したが、専門(mén)家からは「少なくとも核兵器計(jì)畫(huà)が完了する、あるいは完了間近になるまで、北朝鮮は協(xié)議を受け入れようとしないだろう」「北朝鮮は協(xié)議を望み続けてきたが、まず核兵器を放棄せよという米國(guó)の條件に問(wèn)題があった」「金正恩（キム?ジョンウン）はイラクやリビアが核兵器を放棄した後の命運(yùn)を見(jiàn)ており、先に核を放棄することはあり得ない」との指摘が出ているという。

米戦略國(guó)際問(wèn)題研究所の北朝鮮問(wèn)題専門(mén)家は「現(xiàn)狀、米國(guó)が持ち得る手段はいずれも役割を果たさない。米國(guó)は北朝鮮が核保有國(guó)であるという事実を認(rèn)めるべきだ」としている。記事によると、米國(guó)內(nèi)ではこうした「北朝鮮に核の放棄を要求するよりも、核保有國(guó)としたうえでその行為を制御した方が良い」という考えを示す人が増えてきているという。（翻訳?編集/川尻）