2017年12月5日、韓國(guó)?YTNによると、北朝鮮が先月発射した新型大陸間弾道ミサイル（ICBM）「火星15」について、米國(guó)の専門家が「ミサイル迎撃システムを混亂させる能力を備えている可能性がある」と主張した。

報(bào)道によると、米ミサイル専門家のマイケル?エレマン氏はこのほど行われたインタビューで、先月29日に発射された「火星15」について「北朝鮮が7月に発射した『火星14』より弾道や2段エンジンがはるかに大きくなった」と説明した上で、「火星15がミサイル迎撃システムを混亂させるデコイ（おとり）を搭載する能力を備えている可能性がある」と懸念を示した。ただ、北朝鮮が最近の発射実験で高高度防衛(wèi)ミサイル（THAAD）への対応能力まで試したかどうかは分かっていないという。

また、エレマン氏は火星15が火星14の進(jìn)化型ではなく、完全に新しいミサイルであることを明らかにし、「理論上では米國(guó)全土を攻撃できる」と主張した。これに関し、米軍縮協(xié)會(huì)のある専門家は「デコイはICBMが米國(guó)に向かっているという事実を探知できないようだますことができる」と説明した。

一方、米ミサイル防衛(wèi)局はこのほど、北朝鮮のICBMに対応するため、西部海岸に新たなTHAADの配備場(chǎng)所を探していると発表していた。

北朝鮮はまだ大気圏への再突入技術(shù)を確立していないと評(píng)価する聲もあるが、ミサイル混亂能力説まで飛び出したことを受け、韓國(guó)では「北朝鮮がどれだけ早くICBMを完成させられるか」をめぐる懸念が高まっているという。

これについて、韓國(guó)のネットユーザーからは「もう時(shí)間がない。金正恩（キム?ジョンウン）は想像以上のものを完成させる。先制攻撃をするべきだ」「何のためにTHAADを配備したのだろう？」「無能な李明博（イ?ミョンバク元大統(tǒng)領(lǐng)）と樸槿恵（パク?クネ前大統(tǒng)領(lǐng)）が不正を働くのに必死になっている間、北朝鮮はおそろしい兵器を作っていた」「日韓も核武裝をするべきだ」など不安げな聲が寄せられている。

一方で「本當(dāng)なの？」「はっきりと根拠を示してほしい」「大統(tǒng)領(lǐng)の発表以外は信じられないよ」などと半信半疑のユーザーも。

また、「中國(guó)が技術(shù)を支援したのだろう」と予想する聲や、北朝鮮に向けて「金正恩は國(guó)がなくなってもいいの？すぐに対話の場(chǎng)に出てくるべき」と呼び掛ける聲などもみられた。（翻訳?編集/堂本）