2017年12月6日、中韓両國は、中國の習(xí)近平（シー?ジンピン）國家主席の招きにより、韓國の文在寅（ムン?ジェイン）大統(tǒng)領(lǐng)が12月13?16日の日程で中國を國事訪問することが決まったと発表した。環(huán)球時(shí)報(bào)が伝えた。

文大統(tǒng)領(lǐng)の中國訪問に、韓國では中韓関係改善に期待が高まっているが、その一方で、「中國側(cè)が再び高高度防衛(wèi)ミサイル（THAAD）問題を持ち出してくるのでは」との懸念も高まっているという。

中國と韓國の関係悪化は文大統(tǒng)領(lǐng)が在韓米軍のTHAAD追加配備を決めたことがきっかけ。両國間で関係修復(fù)に向けた合意には達(dá)しているものの、懸案が解消されたわけではない。

韓國紙?世界日?qǐng)?bào)は6日、文大統(tǒng)領(lǐng)の訪中で最大の課題は「中韓関係を正常な軌道に戻すことだ」とするが、大統(tǒng)領(lǐng)府関係者の話として、「中國側(cè)がTHAADの件に觸れなければ、それが最も望ましい」とも伝えている。

中國?遼寧社會(huì)科學(xué)院の朝鮮半島問題専門家は、「中韓間の最大の対立點(diǎn)はTHAADであり、関係改善に向けてこの問題を避けることはあり得ない」と話しているという。（翻訳?編集/岡田）