■■■■■2008年8月11日 ■■■■■

【その他の寫真】

中國の「お家蕓」飛び込みでは、郭晶晶?呉敏霞組が3m飛び板飛び込みで優(yōu)勝。飛び込み王國の最初のメダルを飾った。

郭晶晶といえば、今年5月のW杯でライバル選手を「おデブちゃん」と言ったり、記者會(huì)見で不遜な態(tài)度を見せるなど物議をかもした。その後、「熱愛メール騒動(dòng)」「妊娠騒動(dòng)」などスキャンダルがメディアの格好の材料となり、オリンピック前は競技以外の面で何かと「お騒がせ」のアスリートとなった。

表彰式のとき、呉敏霞は喜びが隠せないといった感じの満面の笑みで、會(huì)場の大聲援にこたえた。一方の彼女より4歳年上のベテラン、郭晶晶は満員の観客に手を振って答えた後、落ち著いて服を整理し、手にした金メダルの紐を整えていた。「金メダルは取って當(dāng)然」ということではないだろう。大きなプレッシャーの中で戦ったあとの彼女にとって、金メダルは「うれしい」というより「ほっとした」のだと思う。そして、チームを引っ張るベテランとして、あえて冷靜に振舞ったのだろう。

試合後の記者會(huì)見は、3ヶ月前に物議をかもしたアノ記者會(huì)見場で行われた。そのとき、彼女はベテラン記者の質(zhì)問に馬鹿にしたような態(tài)度をとり、始終、手首のミサンガをいじっていた。

昨日もまた、そのミサンガをつけていたが、彼女の受け答えに、かつてのような不遜な態(tài)度はなかった。そして、全ての答えのあとに「謝謝」をつけるのを忘れなかった?！袱趣辘ⅳà骸工い恧い恧胜猡韦榻猡扭郡臁ⅳ郅盲趣筏克查gだからこそ、素直に記者たちの質(zhì)問にも答えられたのだろう。

だが、あくまで「とりあえず」である。彼女にはまだ15日から予選が始まる個(gè)人種目が殘っている。大きな重圧を受けながら、數(shù)々の困難に負(fù)けずに、本番を迎えた「飛び込み女王」。その有終の美を飾り、本物の「女王」となれるかは、次にとるべき金メダルの行方にかかっている。

＜注：この文章は筆者の承諾を得て個(gè)人ブログから転載したものです＞

■筆者プロフィール：朝倉浩之

奈良県出身。同志社大學(xué)卒業(yè)後、民放テレビ局に入社。スポーツをメインにキャスター、ディレクターとしてスポーツ?ニュース?ドキュメンタリー等の制作?取材に関わる?，F(xiàn)在は中國にわたり、中國スポーツの取材、執(zhí)筆を行いつつ、北京の「今」をレポートする中國國際放送などの各種ラジオ番組などにも出演している。