米誌「フォーチュン」のウェブサイトは6日、「なぜシリコンバレーは中國を軽視してはいけないのか」という記事を掲載した。2014年、當時の中國は西洋の製品をコピーするばかりの國だとされていたが、今は中國の科學技術(shù)企業(yè)はすでに一部の核心的な分野においてイノベーション型のリーダーになり、世界に進出するような大きな志を持っている。一方、シリコンバレーは視野が狹い上に、過度の自信でこの點をまだ自覚していない狀況だ。環(huán)球時報が8日付で伝えた。

現(xiàn)在、中國製造の発明は全世界に輸出されつつある。歐米の若者に人気の高いビデオソーシャルネットアプリ「Musical．Ly」がその一例である。このアプリは上海にある中國企業(yè)によって米國の青少年に向けて開発されたものである。先月、この若いベンチャー企業(yè)は10億ドルの価格で買収された。

また、モバイルシステムとモバイル決済の分野においても、中國は米國の一歩先にある。その原因には中國は固定電話の段階を飛ばして直接攜帯電話の段階に入ったことが挙げられる。現(xiàn)在、微信（Wechat）の決済機能を利用するアクティブユーザーは6億人余りで、アップルペイのユーザーをはるかに超えている。40歳以下の中國人はほぼ毎日微信を使っており、攜帯電話だけ持って出かけるケースもよく見られる。

ところが、微信は米國では名高いにもかかわらず、小売業(yè)や人工知能（AI）における中國のイノベーション成果は米國人によく知られていない。2017年にアマゾンがオーガニックフードスーパーのM＆A(合併?買収)を発表する前に、アリババはすでに合併?買収によって実店舗分野に進出する道を歩み始めたのである。

それに、中國の科學技術(shù)大手は次々と外國企業(yè)や株の所有権を買収している。結(jié)果の一つとして、中國語が話せる技術(shù)者の競爭が一層激しくなったことがある。例えば、百度をはじめとする中國企業(yè)は米國のトップ大學の人材を集め、シリコンバレーにAI研究室を設(shè)立した。また、人材に対して、中國の大手科學技術(shù)企業(yè)と新しく起業(yè)したユニコーン企業(yè)（時価総額10億ドル以上の未上場新興企業(yè)）は、言語力や仕事経歴などの「ハードパワー」より、適応力や柔軟性、潛在力といった「ソフトパワー」をさらに重要視している。

中國はわずか3年間でコピーの國から革新のリーダーとなった。これからの3年間、またどのような変化が起きるのだろうか。（提供/環(huán)球網(wǎng)?編集/インナ）