中國(guó)のオンライン旅行會(huì)社?途牛旅遊網(wǎng)が7日、中國(guó)人観光客が急速に増えた海外の目的地トップ10を発表した。

このランキングは同サイトの予約データやユーザーの評(píng)価をもとに作成されたもので、圧倒的な勢(shì)いで2017年の1位となったのは北アフリカのモロッコ。これにトルコ、ベトナム、カンボジア、オーストラリア、ロシア、スイス、デンマーク、マレーシア、チュニジアが続いた。

同サイトによると、近年、數(shù)多くの國(guó)が中國(guó)と雙方の観光発展を目指す「観光年」イベントに取り組んでおり、今年1月には「中國(guó)?スイス観光年」が発表された。さらに2月には「中國(guó)?デンマーク観光年」「中國(guó)?オーストラリア観光年」がスタートし、ビザ政策の緩和や直行便の増加、現(xiàn)地における中國(guó)語(yǔ)サービスの強(qiáng)化などでこれらの國(guó)々に向かう観光客の數(shù)は著しく拡大。中國(guó)では2022年に冬季五輪が開(kāi)催されることもあり、スイスやデンマークを訪れる観光客の間ではスキー、登山関連のアクティビティー人気がよりいっそう高まることが期待できるという。

このほか、中國(guó)は自らが掲げる巨大経済圏構(gòu)想「一帯一路」の沿線國(guó)との観光協(xié)力も強(qiáng)化しており、これも誘致拡大のポイントとなっている。また、観光インフラの改善が進(jìn)むアフリカ諸國(guó)が中國(guó)の海外旅行市場(chǎng)で存在感を増す中、モロッコとチュニジアはビザ免除措置が奏功。同サイトのデータによると、今年に入ってモロッコ方面への旅行を予約した人は前年の同じ時(shí)期に比べ494％の伸びを示し、直行便の開(kāi)通に伴ってモロッコ旅行はさらなる人気上昇が見(jiàn)込まれている。

東南アジアの國(guó)々に関してはタイ、シンガポール、インドネシアが根強(qiáng)い人気を誇っているが、中國(guó)人観光客の関心が「體験」にシフトするにつれ、ゆったりとしたイメージのあるベトナムはカップルや家族で楽しむ場(chǎng)所として注目度が高まっている。また、アンコール?ワットで知られるカンボジアも同様に人気が高く、2016年に同國(guó)を訪れた中國(guó)人観光客は83萬(wàn)人超、今年は100萬(wàn)人近くに達(dá)しているという。（提供/Bridge?編集/Asada）