日本人男性、中國侵略した父の遺品を抗日戦爭博物館に寄贈―中國

Record China    2017年12月12日(火) 6時50分

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11日、中國青年網(wǎng)によると、戦時中に中國侵略に関わった男性の遺族が10日、戦爭當(dāng)時の手紙や日記など遺品300點(diǎn)余りを中國江蘇省にある南京民間抗日戦爭博物館に寄贈した。寫真は南京民間抗日戦爭博物館。

2017年12月11日、中國青年網(wǎng)によると、戦時中に中國侵略に関わった男性の遺族が10日、戦爭當(dāng)時の手紙や日記など遺品300點(diǎn)余りを中國江蘇省にある南京民間抗日戦爭博物館に寄贈した。

記事によると、2006年に亡くなった武藤秋一氏の遺品を博物館に寄贈したのは息子の田中信幸氏。田中氏は贈呈式の席で、父親が戦爭中に見聞きしたことや體験した出來事について語った。また、南京事件の犠牲者遺族が遺品寄贈に感謝の意を示した上で「父は私が生まれて1カ月もたたないうちに日本の憲兵隊に殺された。私は戦爭が憎い。中國には私のような子どもがたくさんいる。日本人であれ中國人であれ平和を大切にすべきだ」などと訴えたのに対し、田中氏は「これが中國の人々の共通の聲だと思う」と発言?!袱长欷橘Y料を中國に持って來たくはなかった。なぜなら、より多くの日本の若者に見てもらうべきだからだ」と話し、現(xiàn)在の日本では資料を見てみたいと考える若者が少ないこと、そのような土壌がないことを寄贈を決めた理由として語ったという。

記事は、田中氏が贈呈式終了後すぐにその場を立ち去らず、會場で書いた手紙を大きな聲で読み上げたと紹介。手紙には父親が日本軍第6師団の兵士として南京の人々に対して行った侵略加害行為を心から反省し、謝罪するという一文がつづられていた。(翻訳?編集/野谷

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