2017年12月11日、ドイツ國(guó)際放送局ドイチェ?ヴェレはアルゼンチンで開(kāi)かれている世界貿(mào)易機(jī)関（WTO）閣僚會(huì)議に関する、ドイツやオーストリアのドイツ語(yǔ)メディアによる反応を伝えた。

記事は「米國(guó)の保護(hù)貿(mào)易主義に対し、中國(guó)は自由貿(mào)易の大旗を引き継ぐ意思を示している」としたうえで、各メディアの反応を紹介している。

ブレーメンのヴェーザー?クリエ紙は「自由貿(mào)易問(wèn)題において、中國(guó)は市場(chǎng)経済の基準(zhǔn)に合っていないとの批判が各國(guó)から出ているが、それよりも現(xiàn)在の自由市場(chǎng)経済理念が、守るべき価値のあるものなのかどうかを考えた方がいい」との主張を展開(kāi)した。

同紙は「米國(guó)が第一線を退いたが、歐州ではその穴を埋められない。そこで今回の會(huì)議でも中國(guó)に大きな期待が寄せられた。一方で、中國(guó)は依然、自由市場(chǎng)経済のスタンダードとはかけ離れた狀態(tài)にあり、中國(guó)に対する批判が出るのも一理ある。ただ、ノーガードの自由貿(mào)易に期待を寄せる価値があるのか、自國(guó)市場(chǎng)を悪意ある攻撃から守ろうとする中國(guó)の姿勢(shì)に他國(guó)が學(xué)ぶべきではないのかというより根本的な答えを見(jiàn)出すべきという問(wèn)題が存在する」と論じた。

また、ウィーンの保守系紙プレッセは「自由貿(mào)易にはルールが必要。そのルールは第2次世界大戦後、まさに米國(guó)が主導(dǎo)してつくった。しかし、保護(hù)貿(mào)易を掲げるトランプ米大統(tǒng)領(lǐng)はこの世界貿(mào)易體系をボイコットしている。歐州人はくれぐれも中國(guó)がこの権力の空白を埋める様子を坐視していてはならない」と指摘している。

同紙は「根幹はルール。もしルールが骨抜きになれば、すべてが倒れる」とし、「米國(guó)がリーダーの座から降りたことでできた空白は、相當(dāng)な危険性をはらんでいる。中國(guó)がこれを埋めようとしているが、資本主義経済を名乗りながら不公平な貿(mào)易をすることで悪名高い中國(guó)が旗手となるのは不適切。事実上、歐州しか米國(guó)の役割を引き継げる者はいない。しかし、歐州內(nèi)部には各種の自由貿(mào)易協(xié)定に反対を叫ぶ者があまりにも多すぎる」と評(píng)した。（翻訳?編集/川尻）