2017年12月13日、韓國(guó)?ファイナンシャルニュースなどによると、韓國(guó)のすべての公衆(zhòng)トイレの個(gè)室からごみ箱が撤去されることが決まった。

韓國(guó)では排水管詰まりの問(wèn)題などから、使用したトイレットペーパーを便器に流すのではなくごみ箱に捨てるのが一般的で、個(gè)室內(nèi)のごみ箱はなくてはならないものだ。しかし、便器の橫に大きなごみ箱が置かれた光景はこれまで訪韓外國(guó)人たちを幾度となく驚かせてきた。中央日?qǐng)?bào)によると、これが「美容整形の流行」に次いで「外國(guó)人が理解できない韓國(guó)文化」の第2位に選ばれたこともあるそうだ。

韓國(guó)行政安全部は13日、公衆(zhòng)トイレの利便性向上のため今年5月に改正された公衆(zhòng)トイレ等に関する法律が、來(lái)年1月1日から施行されると明らかにした。これまで悪臭や蟲(chóng)の原因とされてきたごみ箱は來(lái)年から消え、トイレットペーパーは便器に流すことになる。また女性トイレの個(gè)室には、従來(lái)のごみ箱の代わりに生理用品などを捨てる箱が置かれるという。

このほか改正法では、異性が清掃や補(bǔ)修などのためトイレに立ち入る際、入り口でその旨を告知すること、今後新設(shè)?改裝するトイレは外部から中が見(jiàn)えない構(gòu)造とすることなどが定められている。

行政安全部のユン?ジョンイン地方自治分権室長(zhǎng)は「ごみ箱のないトイレ文化が速やかに定著するためには、利用者皆が共感し実踐する習(xí)慣が重要だ」と國(guó)民の協(xié)力を呼び掛けるとともに、「公衆(zhòng)トイレの改善事項(xiàng)が民間施設(shè)のトイレにも拡散することを望む」と述べている。

この報(bào)道に、韓國(guó)のネットユーザーからは「よかった。見(jiàn)るたび嫌な気分になっていたから」「ごみ箱にこんもり積まれたトイレットペーパーのおかげで不快になったことが何度もあった。いい知らせだ」「これでかなり清潔になりそうだね」など法施行に期待の聲が多數(shù)寄せられている。

一方で、「詰まらないと保証できるの？」「ごみ箱がないと床に捨てる人が出るはず」「まだ韓國(guó)では早いのでは？。困った人が多いから」と不安がる聲や、「紙は大量に使わず、水をちゃんと流す。これを守ろう」「トイレットペーパー以外のものを流さなければ大丈夫」などマナー徹底の呼び掛けも目立つ。

さらに、訪日韓國(guó)人が昨今急増し、日本のトイレで韓國(guó)との違いを?qū)g感する人も多いのか「日本は元からごみ箱なんてないし、トイレ天國(guó)だよ。どこのトイレもきれいだし、トイレットペーパーが切れてることもない」「日本のあるホテルで、『トイレットペーパーは便器に捨ててください』と英語(yǔ)や中國(guó)語(yǔ)でなく韓國(guó)語(yǔ)で書(shū)いてあった」とのコメントもあり、注目を集めていた。（編集/吉金）