今年2月から始まった河南省新鄭市の鄭國3號(hào)車馬坑の発掘調(diào)査は12日、10カ月近くの発掘を経て、2400年以上前の「高級車」の全貌が明らかになりつつある。中國新聞網(wǎng)が伝えた。

【その他の寫真】

鄭國3號(hào)車馬坑は鄭國國君墓の副葬坑で、すでに馬車4臺(tái)の発掘を終えている。その中の1臺(tái)の鞍車は大型で、その裝飾も豪華で、「鄭韓故城」內(nèi)の馬車出土の記録を塗り替えた。これは鄭韓故城內(nèi)で現(xiàn)在までに出土している中で大きさが最大で裝飾が最も豪華な國の統(tǒng)治者が使用した車であるとみられている。古代の鞍車は現(xiàn)在のキャンピングカーのようなもので、車幅は1．6メートル、長さは2メートル以上あり、座ることも、橫になり眠ることもできる。

3號(hào)車馬坑に副葬された馬は90?100頭と推測されている。発掘現(xiàn)場は車馬が入り亂れているが、東から西という一定の方角に並べられている。馬車と馬が西を向いているのは、鄭國は當(dāng)初、河南省新鄭市の西にある陝西省華県から生じた國であるため、故國への思いを表していると推測されている。（提供/人民網(wǎng)日本語版?編集/YF）