2017年12月13日、韓國?オーマイニュースによると、韓國北部、北朝鮮に接する漣川（ヨンチョン）郡內(nèi)の優(yōu)れた自然景観が、郡が進(jìn)める汚?廃水路設(shè)置工事により傷つけられているとの指摘が出ている。

問題となっているのは、柱狀節(jié)理が形成されている車灘川（チャタンチョン）の河岸地域。付近一帯は火山活動(dòng)の影響を受けた獨(dú)特の地質(zhì)景観が広がり、「漢灘江（ハンタンガン）?臨津江（イムジンガン）地質(zhì)公園」として國の地質(zhì)公園（ジオパーク）に指定されている。特に車灘川の下流域では、他の河川では見ることができない玄武巖柱狀節(jié)理のほか特異な地質(zhì)?地形が見られることから、漣川郡は車灘川柱狀節(jié)理と近隣の板狀節(jié)理について國際連合教育科學(xué)文化機(jī)関（ユネスコ）の世界ジオパーク認(rèn)定を目指している。

しかし記事によると、現(xiàn)地の実態(tài)は「漣川郡の構(gòu)想とは懸け離れている」という。汚?廃水路設(shè)置工事の掘削作業(yè)による汚濁水が防止膜を経由して車灘川に流入し、重機(jī)で破砕された柱狀節(jié)理の砕石が近くの揚(yáng)水場に山のように積まれているというのだ。

地元の環(huán)境保護(hù)団體メンバーは「表面上は柱狀節(jié)理の保護(hù)と地質(zhì)公園（認(rèn)定）の推進(jìn)を叫び、裏では地質(zhì)公園破壊を日常的に行う漣川郡は地質(zhì)公園を論じる資格すらない」と自治體を厳しく批判している。また地域住民からも「漣川郡のあちこちの柱狀節(jié)理も保護(hù)どころか開発の手段に転落している。二度とこのようなことが発生しないように 郡守（郡長）の謝罪と再発防止の約束が必要だ」との聲が出た。

これに対し漣川郡の関係者は「すでに工事の70％の工程まで進(jìn)んでいる。殘りの區(qū)間については環(huán)境破壊を最小限にする」と説明しているという。

この報(bào)道を受け、韓國のネットユーザーからは「大切な景観も臺無しだ」「本當(dāng)に情けないことこの上ない」「何億年もかかってできた景観が…」など、環(huán)境破壊の現(xiàn)狀に落膽の聲が多く寄せられた。

また、「韓國で自然環(huán)境に気が遣われるのは選挙の時(shí)だけ。環(huán)境保護(hù)を叫んでいた人や団體は皆どこへ行ったんだ？」「何が大事かも分かっていない人間が、ただ安定のために公務(wù)員になるからこうなる」「まったく無知としか言えない」など、自治體や環(huán)境保護(hù)団體への批判も目立った。（翻訳?編集/三田）