2017年12月14日、米華字メディアの多維新聞によると、中國が韓國の文在寅（ムン?ジェイン）大統(tǒng)領(lǐng)を空港で出迎える際の代表に外交部の次官補を送ったことを受け、韓國メディアは「昨年フィリピンのドゥテルテ大統(tǒng)領(lǐng)が中國を訪問した際の出迎えの格の方が上だった」と伝えている。

14日付の韓國紙?朝鮮日報が伝えたもので、中國は文大統(tǒng)領(lǐng)を出迎える際の代表に中國外交部の次官補で朝鮮半島問題特別代表の孔鉉佑（コン?シュエンヨウ）氏を送った。13年6月に樸槿恵（パク?クネ）前大統(tǒng)領(lǐng)が初訪中した際、中國側(cè)で出迎えたのは閣僚級の外交部筆頭次官である張業(yè)遂（ジャン?イエスイ）氏だった。李明博（イ?ミョンバク）元大統(tǒng)領(lǐng)の際には次官補クラスを送っていたため、朝鮮日報は「空港での出迎えの格は李元大統(tǒng)領(lǐng)の時代に逆戻りした格好だ」と伝えている。

朝鮮日報はその上で、昨年10月に就任後初の外國訪問先として中國を選んだフィリピンのドゥテルテ大統(tǒng)領(lǐng)を王毅（ワン?イー）外相が出迎え、先月のトランプ米大統(tǒng)領(lǐng)の訪中では、外相よりも格上である楊潔チ（ヤン?ジエチー、チはたけかんむりに褫のつくり）國務委員が空港で出迎えたこと、14年に習近平（シー?ジンピン）國家主席が韓國を訪れた際には、尹炳世（ユン?ビョンセ）外相が出迎えたことを紹介した。（翻訳?編集/柳川）