2020年6月22日、仏國(guó)際放送局RFIの中國(guó)語(yǔ)版サイトは、ジョン?ボルトン前米大統(tǒng)領(lǐng)補(bǔ)佐官による「暴露本」について、韓國(guó)政府高官が韓國(guó)に関する言及が事実を歪曲（わいきょく）していると反発していると伝えた。

記事は、ボルトン氏による「暴露本」の中には、米朝首脳會(huì)談を促進(jìn)してきた韓國(guó)政府、特に文在寅（ムン?ジェイン）大統(tǒng)領(lǐng)に対する不満を明らかにする內(nèi)容が含まれていると紹介。韓國(guó)?聯(lián)合ニュースの報(bào)道によると、大統(tǒng)領(lǐng)府の尹道漢（ユン?ドハン）國(guó)民疎通首席秘書(shū)官は記者會(huì)見(jiàn)で、鄭義溶（チョン?ウィヨン）國(guó)家安保室長(zhǎng)が21日夜には米國(guó)に対して韓國(guó)側(cè)の立場(chǎng)を説明したことを明らかにした。

鄭氏は、「政府間の協(xié)議內(nèi)容を一方的に公開(kāi)するのは外交の基本原則違反。今後の交渉に必要な相互信頼に深刻な損害を與え、韓米同盟を発展させるための両國(guó)の努力を阻害するものだ」と批判した。尹氏はさらに大統(tǒng)領(lǐng)府の立場(chǎng)を説明し、「?jìng)€(gè)人の先入観と偏見(jiàn)に基づく観點(diǎn)で米韓の指導(dǎo)者による誠(chéng)実で建設(shè)的な協(xié)議內(nèi)容を歪曲することは、常識(shí)に反する」と語(yǔ)ったという。

このほか、別の高官は、まだこの「暴露本」をすべて読み通してはいないとしつつも、「ボルトン氏のこの行為は首脳間の協(xié)議の過(guò)程は明らかにしないという外交上の慣習(xí)に違反しており、同書(shū)における文大統(tǒng)領(lǐng)が提唱する半島平和構(gòu)想に対する批判の部分は、全く事実と異なっている」と反論している。この高官は、両國(guó)の大統(tǒng)領(lǐng)側(cè)近はいずれも守秘義務(wù)があり、ボルトン氏の回顧録には多くの虛偽情報(bào)があるため、米國(guó)が相応の措置を取ると信じているとも述べている。

報(bào)道によると、この暴露本では先に米朝首脳會(huì)談を提案したのは北朝鮮ではなく韓國(guó)の鄭義溶氏であることや、昨年6月に米韓朝の首脳が板門(mén)店に集まった際に、トランプ大統(tǒng)領(lǐng)が文在寅大統(tǒng)領(lǐng)の同行を拒否したことなどの內(nèi)容が含まれている。しかし、別の資料によると、當(dāng)時(shí)ボルトン氏はその場(chǎng)におらず、モンゴルへ派遣されていたと記事は伝えた。（翻訳?編集/山中）