2008年8月22日、北京五輪閉會(huì)式を目前に控えて、閉會(huì)式の入場(chǎng)チケットが高騰している。山東省済南市の「大衆(zhòng)日?qǐng)?bào)」が伝えた。

【その他の寫(xiě)真】

同紙記者が閉會(huì)式チケット購(gòu)入希望者を裝って、北京市內(nèi)のオリンピックセンター周辺の路上に出沒(méi)する「黃牛黨（ダフ屋）」を取材したところ、原価1500元（約2萬(wàn)2500円）のB席チケットが1枚3萬(wàn)元（約45萬(wàn)円）、原価3000元（約4萬(wàn)5000円）のA席チケットが1枚6萬(wàn)元（約90萬(wàn)円）、2枚10萬(wàn)元（約150萬(wàn)円）で販売されていた。記者が「もっと安くならないか？」と聞いたとたんに、ダフ屋は「要らないならいいよ。欲しい人はたくさんいるから」とそっけない。ほかのダフ屋にも當(dāng)たってみたが、やはりB席は3萬(wàn)元が最低価格で、もっとも離れたC席でさえ1萬(wàn)元（約15萬(wàn)円）という価格だった。

北京五輪に対する中國(guó)國(guó)民の関心は日を追うごとに高まっており、「閉會(huì)式をこの目で見(jiàn)たい」と思う人が一挙に増加。閉會(huì)式入場(chǎng)チケットを購(gòu)入していなかった人々はダフ屋から高値で買(mǎi)い求めるしかないのが現(xiàn)狀だ。ただ、ダフ屋のなかには「このチケットだって2萬(wàn)元（約30萬(wàn)円）以上払ってやっと手に入れたもの。価格がこれ以上下がったら困る」と本音を漏らす者もいた。（翻訳?編集/本郷）