2018年12月9日、韓國?聯(lián)合ニュースは、高高度防衛(wèi)ミサイル（THAAD）の配備以降に減少した訪韓中國人観光客の現(xiàn)狀について報じた。

韓國銀行はこのほど、今年10月の1カ月間に韓國に入國した外國人のうち中國人は47萬5000人で、前年同期比37．6％増加したと発表した。記事は「THAAD配備に対する中國の報復(fù)ともとれる『韓國への団體旅行の禁止』措置により急減した中國人団體観光客が戻ったとも推定できる數(shù)値が出ている」としつつも「韓國の免稅店業(yè)界の反応は冷ややか」だと伝えている。

業(yè)界関係者たちは「中國人の大半は団體観光客ではなく、代理購入業(yè)者や個人観光客」と話している。韓國免稅店協(xié)會によると、今年10月の免稅店の売り上げは14億3819萬ドルで昨年同月より28．6％増加、今年1～9月の売上高も129億1736萬ドルで過去最大を記録した昨年128億348萬ドルを上回った。業(yè)界はこれを「中國の代理購入者らの『獨占ショッピング』の結(jié)果」と考えているという。

また、2年近く中斷していた中國人団體観光が再開される場合「かえって市場が予測し難い方向へ流れていく恐れがある」という否定的な見方も出ているという。ある免稅店関係者は「現(xiàn)在は各免稅店の代理購入業(yè)者に支給する手數(shù)料がある程度安定しているが、団體観光が再開されれば、彼らを引き入れるための手數(shù)料戦爭が起こる可能性があり、そうなると終わりのない競爭、チキンゲームになるだろう」と懸念を示しているという。

これを受け、韓國のネット上では「中國にしがみつかず、気にせずに行こう」「中國に依存した商売や事業(yè)は結(jié)局駄目になる」「いつかまた裏切られるかもしれないから、依存し過ぎは禁物」「韓國も中國なしで政策を立てなければならない。多面化で生き殘る道を探そう！」「（中國人団體観光客は）來なくても大丈夫。THAAD以降さまざまなルートを探して多様化したから、観光市場もある程度安定してきている」など、「心配ご無用」ムードが漂っている。（翻訳?編集/松村）