2008年8月24日、中國青年報によると、ドイツのラジオ局「ボイス?オブ?ドイツ」ウェブサイトは22日、「中國武術(shù)がオリンピック正式競技になるには日本の協(xié)力が必要だ」とし、「2016年のオリンピック開催地が東京になるか否かで決まるだろう」と伝えた。

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國際オリンピック委員會（IOC）のジャック?ロゲ會長によると、今回の北京大會における武術(shù)競技は、中國の強い意向により、特別競技として実施。名稱も「北京2008年オリンピック武術(shù)大會」とされ、オリンピックの正式競技でもなく、公開競技でもないという異例の扱いだった。

中國武術(shù)は、映畫「カンフーパンダ」の公開などもあり、世界的に認知度も上昇しているが、正式競技入りはやはり難しく、2012年のロンドン五輪でも正式競技入りは見送られたと、ボイス?オブ?ドイツは指摘。現(xiàn)在、正式競技化が最も有力なのは、東京がシカゴとマドリード、リオデジャネイロを抑えて2016年の開催地に決まった場合だ。「空手と中國武術(shù)をあわせて申請すれば正式競技になる可能性が高い」と中國は強く望んでいる。

また、経済的な後押しも不可欠だ。英國ガーディアン紙は、「中國武術(shù)が正式競技に選ばれるには視聴率が取れて、有力なスポンサーを探せるかどうかにかかっている」と報じている。（翻訳?編集/岡田）