家畜を狼から守る、國境周辺に100kmの鉄條網(wǎng)―內(nèi)モンゴル自治區(qū)

Record China    2008年8月26日(火) 15時54分

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25日、內(nèi)モンゴル自治區(qū)アラシャン盟の北部地區(qū)では、モンゴルから侵入してくる狼の群れなどによる家畜の襲撃被害が重なったため、國境周辺地區(qū)に100km以上の鉄條網(wǎng)を張り巡らして侵入を防いでいるという。資料寫真。

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2008年8月25日、「新華網(wǎng)」の報道によると、內(nèi)モンゴル自治區(qū)アラシャン盟の北部地區(qū)では、モンゴルから侵入してくる狼の群れなどによる家畜の襲撃被害が重なったため、國境周辺地區(qū)に100km以上の鉄條網(wǎng)を張り巡らして侵入を防いでいるという。

その他の寫真

同地區(qū)での狼による被害は、06年から08年までの推計では羊600匹以上、ラクダ300頭以上で、直接の経済損失だけで約80萬元(約1200萬円)に上っている。遊牧民は被害を避けるため、家畜の放牧地區(qū)を自宅近くに限定するなどの対策を講じているものの、効果があがらず被害が続いている。

近年狼の被害が増加している理由として、同地區(qū)の國境守備部隊の隊長は「牧草地區(qū)の生態(tài)環(huán)境が改善されたことによって狼の數(shù)が増加し、また、モンゴルからの侵入も増えている」「狼は中國の2級保護動物に指定されているため、殺すことが認められていない」「遊牧民に狼を効果的に防ぐ施策と方法が欠けている」の3つの要因を指摘している。

住民が狼による度重なる被害を受けるようになってから、國境守備隊では専門チームを編成し、鉄條網(wǎng)の點検などを開始した。また、住民に対しては、狼に対する防御方法とともに、狼が保護対象の動物で殺傷を許されていないことの普及活動も行わねばならず、ジレンマに悩まされているという。(翻訳?編集/HA)

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