中國人観光客が日本で爆買いするあれ、実は日本ではあまり使われていなかった―中國メディア

Record China    2017年12月19日(火) 10時30分

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16日、鳳凰週刊は、中國人観光客が「爆買い」する日本の漢方薬を、日本人はあまり使っていないと伝えた。寫真は中國人観光客。

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2017年12月16日、鳳凰週刊は、中國人観光客が「爆買い」する日本の漢方薬を、日本人はあまり使っていないと伝えた。

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記事は、「中國人が日本の漢方に熱をあげている」とし、「先日、日本で醫(yī)療に従事したという肩書きを利用し、高額な偽の『漢方薬』を中國國內で売りさばいて逮捕された被告の裁判が話題になったが、この問題の根源は『日本の醫(yī)學博士が開発した中國醫(yī)學の秘伝レシピ』という宣伝文句に中國の消費者があらがえなかったことにある」と紹介。そして、「大型連休になると中國人観光客が日本のドラッグストアに大挙して押しかけ、日本の漢方薬を買い占める。その多くは、日本語の説明が読めないにもかかわらずだ」と指摘した。

そのうえで「日本の漢方薬の管理はとても厳しく、薬局方に収載されている200余りの生薬?処方エキス剤しか使えないことになっている。自由度が制約される代わりに、安全や効果が保証されている」と説明。また、「現(xiàn)代醫(yī)學にのっとって厳しく規(guī)範化されている日本の漢方薬の説明書きには、具體的な副作用が明記されている。そのため、中國人が日本の漢方薬を『爆買い』するのも理解できる」とした。

しかし一方で、「日本では漢方醫(yī)薬が西洋醫(yī)薬と対等の地位を得ているわけではない」とも指摘。「漢方薬は現(xiàn)代醫(yī)學の免許を持つ醫(yī)師しか処方することができず、漢方薬も臨床試験を通す必要がある。そして、日本の漢方薬局では治療行為やその宣伝は認められず、『指導』『相談』しかできないことが法律で定められている。日本の漢方市場は女性、健康維持、高齢者の疾病がメインターゲットなのだ」と論じた。

さらに記事は、1996年に小柴胡湯を服用した患者らが死亡する事故が発生したことを挙げ、「日本の漢方薬はその信用性が揺らいだ。このため、宣伝やマーケティング、製品デザインに注力して顧客を獲得する方針を取らざるを得ない狀況」と指摘。「中國人観光客に迎合するというのも、その一環(huán)なのである」と伝えている。(翻訳?編集/川尻

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