2017年12月18日、日本経済新聞社の中國(guó)語(yǔ)版サイト「日経中文網(wǎng)」に掲載された「これを続けていけば中國(guó)サッカーは『C?ロナウド』を育成できる」とする記事が、中國(guó)のサッカーファンの間で話題となっている。

記事はまず、日本でこのほど行われた東アジアE-1選手権に関連し「このような大會(huì)で中國(guó)と日本が対戦するたびに、期待と心配が入り混じった感情が湧き上がってくる。中國(guó)男子サッカーが『地に伏した龍』から『飛竜天に在り』へと変わることを望んでいる」とした。

さらに、中國(guó)がW杯に出場(chǎng)したのは日本と韓國(guó)が開(kāi)催國(guó)としてアジア予選を免除された2002年大會(huì)の一度きりであること、來(lái)年のロシアW杯のアジア最終予選グループAで中國(guó)は6チーム中5位に終わったこと、中國(guó)のサッカーファンから「中國(guó)は7人以上でやるスポーツには向かない」との自嘲まで出ていることなどを紹介した一方で、「中國(guó)には実際、身體能力やスキルに秀でた選手が少なくない」と指摘?！钢袊?guó)のサッカーファンのこうした感情は理解できないことはない。日本がアジアを勝ち抜くのが難しかった時(shí)代、『農(nóng)耕民族の日本人にはサッカーは向かない』などと言われた。だが成功した今ではこれも笑い話になっている」とした。

その上で、E-1選手権開(kāi)幕前日に開(kāi)催された東アジアサッカー連盟設(shè)立15周年記念シンポジウムで、中國(guó)のサッカー関係者が「將來(lái)性のある若い選手を歐州や南米に多數(shù)送り込むことになった。大切なのはできるだけ早くワールドカップに出場(chǎng)することだ。アジアのスター選手を何人も輩出したい」と語(yǔ)ったことを紹介?！钢袊?guó)の人材育成のコンセプトはエリート主義と人海戦術(shù)であり、こうしたコンセプトから米プロバスケットボールNBAで活躍した姚明（ヤオ?ミン）などのスターが生まれた」とし「長(zhǎng)年にわたる積み重ねを重視する日本の人材育成コンセプトではすぐにC?ロナウド級(jí)のスピードとパワーに秀でたスターを輩出することは難しい。だが中國(guó)なら可能かもしれない」と結(jié)んだ。

この記事について、中國(guó)のネット上には「あり得ない」「安心してくれ」「今日最高の笑い話だ」「ジンバブエがビル?ゲイツ級(jí)の人材を輩出する可能性のほうがまだ高い」など、この「中國(guó)脅威論」はさすがに現(xiàn)実離れしすぎているとする反応が多かった。

また「サッカーに関して言えば、日本は中國(guó)より強(qiáng)國(guó)だ。それでも日本メディアは警戒心を緩めない。日本の危機(jī)管理意識(shí)は中國(guó)より100年先を進(jìn)んでいる」という人もいた。（翻訳?編集/柳川）