2017年12月18日、日本の首相に頭を下げ丁寧にお辭儀をしたとして韓國(guó)で「屈辱外交」だと一部批判を浴びている韓國(guó)最大野黨?自由韓國(guó)黨の洪準(zhǔn)杓（ホン?ジュンピョ）代表をめぐり、もう一つの「屈辱」が指摘されている。韓國(guó)?ソウル新聞などが報(bào)じた。

問(wèn)題となったのは、14日、洪氏が首相官邸を訪れ安倍晉三首相と面會(huì)した際の「椅子」だ。面會(huì)の模様を報(bào)じた寫(xiě)真や映像をみると、洪氏は、安倍首相よりも座面が一段低いソファーに腰掛けている。対する安倍氏のソファーは濃紺地に華やかな柄が施されており、見(jiàn)た目に洪氏が座る無(wú)地のソファーよりも豪華な印象だ。

これについて韓國(guó)與黨?共に民主黨の宋永吉（ソン?ヨンギル）議員が18日、ラジオ番組に出演し「洪準(zhǔn)杓代表が本當(dāng)の自主外交、堂々たる外交と言うなら、まず椅子から気にするべきだった」と述べ洪氏を批判した。韓國(guó)の丁世均（チョン?セギュン）國(guó)會(huì)議長(zhǎng)が今年6月、やはり官邸で安倍首相と面會(huì)した際も今回と同種の椅子が提供されたが、韓國(guó)側(cè)から「安倍首相と同じ椅子でなければ面會(huì)しない」と要請(qǐng)し安倍氏の椅子を入れ替えさせたのだという。

同ラジオ番組では、安倍首相の華やかなソファーについて「あの椅子は有名だ。寫(xiě)真に撮ると、一方はすっかり（存在感が）消え失せて、安倍首相は高い席に座っているような感じを與える。（日本側(cè)が）意図したものだ」との分析も出た。

なお14日には國(guó)連のグテレス事務(wù)総長(zhǎng)が初めて公式來(lái)日し安倍首相と會(huì)談したが、この時(shí)グテレス氏が座ったのは、安倍首相と同じ「豪華な紺地のソファー」だった。

これを知った韓國(guó)のネットユーザーからは、「あまりにみっともなくて涙が出るよ」「ずいぶんとひどい扱いをされてきたんだね。情けない」「何しに行ったんだ？まさに屈辱だ」「日本も自由韓國(guó)黨をなめてるってことだね」「部下が上官と同じ椅子には座れないということ」といったコメントが寄せられている。

また、「椅子が低いとか気にしてられるわけがないよ。安倍さんが會(huì)ってくれるというだけでむちゃくちゃ恐縮してたんだろう」「韓國(guó)で“パッシング”されてるから、ボスの安倍さんを訪ねて助けてくださいと頼んだのかな」など、「親日派」とやゆされる洪氏を批判するコメントも多く、「もう日本に帰化してくれないかな」との聲まであった。（翻訳?編集/吉金）