中國の都市部、ごみの不法投棄が深刻化―中國メディア

Record China    2017年12月20日(水) 9時(shí)20分

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18日、澎湃新聞網(wǎng)によると、中國の都市部では生活ごみの不法投棄が深刻化している。

2017年12月18日、澎湃新聞網(wǎng)によると、中國の都市部では生活ごみの不法投棄が深刻化している。

昨年12月、江蘇省蘇州市太倉地區(qū)を流れる長(zhǎng)江では、不法投棄されたごみで水面が見えないほどになった。同じ長(zhǎng)江流域である浙江省、江蘇省の2省は1カ月後、ごみ処理費(fèi)の橫領(lǐng)行為を取り締まるため、生活ごみを「資源」として取り扱う方針を示した。中國の都市部では省や行政単位を越えて押し寄せるごみが社會(huì)問題となっている。

調(diào)査によると、蘇州に流れ著いた大量のごみは、上流の浙江省嘉興市で投棄されたとみられている。長(zhǎng)江に浮かぶごみは約3萬トンと推計(jì)されているが、実際にはそれをはるかに上回る量とみられる。長(zhǎng)江は船舶の重要な運(yùn)航ルートでもあり、沿岸地域の水源にもなっている。今後、住民への健康被害などが懸念されるという。

ごみの不法投棄を減らすため、これまでも各界からさまざまな提言がされてきた。ごみの分別や違法行為に対する罰則強(qiáng)化などだ。しかし、ごみ処理費(fèi)の給付に必要な書類を偽造し、そのまま姿をくらますなどの違法行為が後を絶たない。ごみを「発生させた」責(zé)任をより厳しく問うことが必要だ。「自分の手元を離れれば問題ない」などの考え方が、問題の根底にはあるのだろう。(編集?翻訳/大宮)

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