2008年8月27日、27日付毎日経済新聞によると、日産とトヨタの日系自動車メーカー2社が、中國でSUV（スポーツ多目的車）の現(xiàn)地生産に乗り出す。中國のSUV市場はホンダの「CR-V」に席巻されており、2社はその巻き返しを図りたい考え。日系勢による三つ巴のシェア爭いが過熱しそうだ。

日産の中國での合弁會社である東風(fēng)日産は広州花都工場で「エクストレイル」の生産に向け準備中。生産開始時期について同社関係者は、「準備はすでにほぼ整っているが、08年は自動車市場が低迷していることから、発売時期をややずらすつもりだ」と述べた。またトヨタが出資する一汽トヨタの関係者もこのほど、「RAV4」の現(xiàn)地生産車を09年3月をめどに発売する計畫を明らかにした。

中國政府は先ごろ、省エネルギーと環(huán)境汚染防止を目的に、9月から大型車の消費稅率を引き上げると発表したばかり。大排気量車の生産?販売環(huán)境が厳しくなるなか、2社がSUVの現(xiàn)地生産に乗り出す背景には、SUV市場の回復(fù)がある。SUVの販売臺數(shù)は04年にマイナス成長となり、日産では當(dāng)初計畫していた「エクストレイル」の現(xiàn)地生産を棚上げした。ただ06年、07年は年間50％以上の伸びで販売が回復(fù)し、現(xiàn)在は04年に現(xiàn)地生産を始めた「CR-V」が一人勝ちの狀態(tài)にある。（翻訳?編集/HI）