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<點(diǎn)描?北京五輪>朝倉浩之の眼?回憶 北京五輪(2) 評判のよくなかった日本の五輪取材記者

Record China    2008年8月28日(木) 12時4分

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「日本の記者は兇暴だ!」ある競技場で、メディア擔(dān)當(dāng)の大學(xué)生ボランティアが私に漏らした言葉だ。寫真はサッカー會場で取材する記者。

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■■■■■2008年8月25日■■■■■

その他の寫真

「日本の記者は兇暴だ!(中國語で「兇」)」

ある競技場で、メディア擔(dān)當(dāng)の大學(xué)生ボランティアが私に漏らした言葉だ。

穏やかでないことをいうので、事の真相を聞くとこうだ。

記者席に座っている某日本の新聞記者に試合の資料を配ろうとしたところ、その記者にシッシという手振りをされた上に、英語で「×××」という“文字にはできない”罵りの言葉を浴びせかけられたというのだ。恐らく、その記者も、試合中に周りをうろうろされて、いらだっていたのだろう。その記者はサングラスをつけてかなり強(qiáng)面の形相で、「ボランティアの態(tài)度が悪い」と同業(yè)の記者たちに大聲で叫んだり、資料を配るタイミングが遅いとクレームをつけたりし、ボランティアたちに“恐れられて”いた。

僕は「記者は忙しい仕事。連日の取材で、彼らもいらだっているんだよ」となだめたものの、同時に、その記者の人間性を疑わざるを得なかった。

北京五輪の會場で、日本人記者の評判がよろしくない。そう言うと「そんなこと報(bào)道されていない」と思うかもしれないが、報(bào)道する本人たちの評判だから、それは當(dāng)然のことだ。他にも、試合が終わってスタジアムを出るよう何度もアナウンスが聞こえているのに席を立とうとしなかったり、大學(xué)生ボランティアをまるで手下のようにアゴで使うような態(tài)度を見せたりと、ボランティアたちの口から次々と愚癡が出てくる。

また私が直接目にしたところでいうと、試合が終わった後の記者席が最も散らかっていたのは、日本人の記者が集団で座っていたエリアだった。飲みかけのペットボトル飲料や必要のなかった資料などが散在し、散々な狀況だった。

記者たちからすれば、忙しい仕事が終わって、ゴミを拾って帰るなんて“暇”なことはできない、ということなのだろうが、その程度のことは社會人として當(dāng)然の禮儀ではないか。それをあとで掃除するのは、金銭的な見返りも求めずに大會運(yùn)営に身をささげるボランティアたちなのだ。記者たちに素晴らしい環(huán)境を提供するために働いている彼らだが、それは別に記者たちのアシスタントや部下として下働きをするためではない。記者は「サービスを受けて當(dāng)然」という立場ではないのだが、殘念ながら、國際大會の華やかな舞臺で、彼らの目は曇ってしまっているようだ。

もちろん、中にはボランティアや會場スタッフに丁寧に接し、素晴らしい印象を殘していった日本人記者もいる。だが、少數(shù)の記者の行動によって、「日本人記者は怖い」「態(tài)度が悪い」というイメージが若い彼らの中に根付いてしまったのは、同じ日本人の取材者として殘念で仕方がない。

ちなみに、冒頭の記者は日本の大手新聞社の特派員。その新聞社は、今回の北京五輪の報(bào)道方針について、「中國がオリンピックを開く資格があるかどうかを検証する」ことに置いているという。

うがった見方をすれば、敢えて“理不盡な”行動を取って、ボランティアの対応や大會運(yùn)営の様子を試そうとした、なんて可能性も考えられるが、そうだとすれば、とんだ勘違い行動だ。

そして、その“北京五輪を検証”しにきた記者さんに言いたい。「あなたもまたスタッフから“検証”されているんですよ」と。

中國人のマナー向上を呼びかけるのもいいが、自らのマナー向上も大切ではないか。自戒を込めて、問いかけたい。

<注:この文章は筆者の承諾を得て個人ブログから転載したものです>

■筆者プロフィール:朝倉浩之

奈良県出身。同志社大學(xué)卒業(yè)後、民放テレビ局に入社。スポーツをメインにキャスター、ディレクターとしてスポーツ?ニュース?ドキュメンタリー等の制作?取材に関わる?,F(xiàn)在は中國にわたり、中國スポーツの取材、執(zhí)筆を行いつつ、北京の「今」をレポートする中國國際放送などの各種ラジオ番組などにも出演している。

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