2017年12月16日、中國(guó)広東省陸豊市の運(yùn)動(dòng)場(chǎng)で違法薬物の製造販売、強(qiáng)盜、殺人などの罪に問(wèn)われた被告12人に対する公開(kāi)裁判が行われ、うち10人に死刑が言い渡された。10人は判決後に移送された刑場(chǎng)でただちに刑に処された。仏RFI中國(guó)語(yǔ)版サイトが18日付で伝えた。

裁判所は12日に公開(kāi)裁判の日時(shí)を告げる通知を出しており、記事は「裁判を見(jiàn)に集まった大勢(shì)の人の中には小學(xué)生の姿も多く見(jiàn)られた」と指摘。中國(guó)メディアが掲載した現(xiàn)場(chǎng)の寫(xiě)真には陸上トラックを走行する車(chē)両の荷臺(tái)に警察官に取り囲まれて立つ被告らの姿があり、記事は中國(guó)?新京報(bào)が「法が持つべき人道上の最低ラインを踏み越えてはならない」と見(jiàn)せしめを非難する記事を掲載したことを伝えている。

記事はまた、このニュースを知ったあるネットユーザーが「文化大革命時(shí)代に逆戻り」とのコメントを寄せたことを紹介しているが、中國(guó)版ツイッター?微博（ウェイボー）には「死刑反対」「こういうやり方はよくないのではないだろうか」といった聲のほか、「陸豊は有名な違法薬物製造エリア。政府はこれまでも取り締まってきたが誘惑に負(fù)けて手を出す人間が後を絶たなかった」「それだけ現(xiàn)地の治安に問(wèn)題があるということだ」という意見(jiàn)も見(jiàn)られた。

中國(guó)メディアによると、同市は違法薬物問(wèn)題が突出しているとして國(guó)家禁毒委員會(huì)の整頓地域に指定されており、2015年と今年6月にも違法薬物をめぐる公開(kāi)裁判を開(kāi)催。今年6月の裁判では被告13人に死刑が言い渡され、うち8人に対しては判決後の移送先ですぐに刑が執(zhí)行されている。（翻訳?編集/野谷）