2008年8月30日、「信息時報」によると、29日午後5時すぎ（現(xiàn)地時間＝以下同）、広東省広州市増城市新塘村で、交通死亡事故をめぐる警察當局の捜査に不満を持った遺族ら40人余りが村役場を取り囲むといった騒動が起きた。

【その他の寫真】

騒動の発端となったのは、ある交通死亡事故。事故原因は現(xiàn)在調(diào)査中とされているが、警察當局の捜査に不満を持った遺族らが、抗議行動を起こしたものとみられる。同日午後4時ごろ、遺族ら100人余りが、國道107號線に集結(jié)。車両の進行を妨害し、30分余りの交通渋滯を引き起こした。警察當局の説得に応じて、一旦は解散したかにみられたが、午後5時すぎ、40人余りが再び村役場前に集結(jié)。村役場の入り口に橫斷幕を掲げ、付近の住民とともに抗議活動を行った。警察當局は騒動を鎮(zhèn)圧したが、數(shù)人の警察官が暴徒化した民衆(zhòng)に鉄パイプなどで襲われ、負傷した。

増城市人民政府など地元指導部は事態(tài)を重視し、騒動の真相を明らかにするよう指示。その責任者を法に則って処分し、民衆(zhòng)の法教育を徹底するよう求めた。警察當局は、騒動の発端となった交通死亡事故の調(diào)査を進めると同時に、國家機関への暴行および公務(wù)執(zhí)行妨害に対して、厳正に取り締まる意向を示している。（翻訳?編集/SN）