2008年8月29日、明報(bào)が伝えたところによると、五輪が終わってわずか5日にして、大気汚染が復(fù)活した。28日、北京の空気汚染指數(shù)（API）は110となり、「軽度汚染」の天候となった。北京に近い天津市、河北省石家莊市の指數(shù)はそれぞれ87、98となり良好な指數(shù)だった。

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五輪開催前は、7月20日から交通規(guī)制を敷き、付近の160社あまりの工場(chǎng)も移転。建設(shè)現(xiàn)場(chǎng)は一時(shí)停止、周辺の5省市の汚染物質(zhì)排出企業(yè)も生産停止していた。これによりAPIも低く、各項(xiàng)目の汚染物質(zhì)濃度も昨年の40％にとどまっていた。昨年8月1―18日の平均値は81だったが、今年同時(shí)期は56であった。さらに8月19―24日は36ー60にとどまり、五輪開催期間中は「優(yōu)」「良」に保っていた。

しかし五輪閉會(huì)と共に、建設(shè)工事の再開、生産一時(shí)停止していた工場(chǎng)も操業(yè)再開となり、また大気汚染が復(fù)活した。これに対し北京市環(huán)境保護(hù)局の杜少中（ドゥ?シャオジョン）副局長(zhǎng)は、ナンバープレートによるマイカー交通規(guī)制は9月20日まで継続しているし、北京と周辺都市の工場(chǎng)生産一時(shí)停止もパラリンピックの終わる9月17日まで継続しているから、五輪閉會(huì)と共に直ちに大気汚染防止の措置が終わったわけではないと否定的だ。

APIでは、指數(shù)が0から100までは空気汚染の問題はなく、101以上になると軽度の汚染となり、子供、老人、呼吸器あるいは心臓に疾患のある者、屋外での活動(dòng)を好む人には健康に影響を及ぼす數(shù)値となり、201以上になるとほとんどの人の健康に重大な影響を及ぼすとされている。（翻訳?編集/中原）