2017年12月21日、韓國(guó)?MBNは、中國(guó)を経由せずに陸地や海上から直接韓國(guó)に亡命する北朝鮮軍兵士が増加している理由について報(bào)じた。

韓國(guó)軍によると、21日午前8時(shí)ごろ、北朝鮮軍の兵士1人が韓國(guó)北部?京畿道の軍事境界線を越えて韓國(guó)側(cè)に亡命した。また、20日にも北朝鮮の住民2人が日本海で韓國(guó)海軍の船に救助を求め、亡命したことが分かっている。先月13日には、北朝鮮軍の兵士1人が板門店の共同警備區(qū)域（JSA）から韓國(guó)側(cè)に亡命し、銃撃を受ける事件も発生していた。

これについて、MBNは「これまでの亡命は一般的に北朝鮮から中國(guó)へ脫出した後、第3國(guó)を経て韓國(guó)に來(lái)るケースが多く、先月亡命した北朝鮮兵士や今回のケースのように陸地や海から直接韓國(guó)に入ることは非常に珍しい」と説明している。しかし、この「直接亡命」が最近になって急増していることが分かったという。今年だけでも15人に達(dá)し、昨年の3倍に増えた。全體の脫北者數(shù)が減っている中で命を懸けた「直接脫北」が増えている理由について、MBNは「金正恩（キム?ジョンウン）政権が発足した後、北朝鮮による國(guó)境の監(jiān)視と中國(guó)による脫北者の摘発が強(qiáng)化されたため」と指摘している。

また、脫北の動(dòng)機(jī)について、韓國(guó)軍當(dāng)局は「北朝鮮體制への不満とドラマや映畫(huà)により増した韓國(guó)に対するあこがれが影響している」と分析している。韓國(guó)政府が行った調(diào)査でも、最近の脫北の動(dòng)機(jī)として「経済的な困難」より「體制への不満」が高い割合を占めたという。

この報(bào)道に、韓國(guó)のネットユーザーからは「大変な思いをして韓國(guó)に來(lái)たのは分かるけど、しっかり調(diào)査してほしい」「亡命した兵士を捕まえに來(lái)たのでは？」「最近も脫北者を裝ったスパイは多いから注意すべき」などと疑う聲が寄せられている。

一方で「北朝鮮住民のほとんどが脫出を夢(mèng)見(jiàn)ているはず。北朝鮮はじきに滅びる」「集団脫北が起こり、金正恩一家だけが殘る日も近いだろう」などと予想する聲や、「北朝鮮向けの拡聲器放送を強(qiáng)化し、北朝鮮の実情を知らせよう。それが核に勝つ方法でもある」「朝鮮半島統(tǒng)一のためにも韓流の質(zhì)をもっと高めよう」と主張する聲も。

その他「脫北者たちが韓國(guó)に馴染めますように」「韓國(guó)での暮らしも楽ではないが、北朝鮮よりはましだろう。脫北者たちには幸せになってほしい」などと願(yuàn)う聲も寄せられている。（翻訳?編集/堂本）