2017年12月21日、網(wǎng)易は「中國(guó)の文具はどこが劣っているのか。日本の文具を見れば分かる」とする文章を掲載した。

近ごろ中國(guó)江蘇省で一家3人がホルムアルデヒド中毒を起こし、疾病管理當(dāng)局が「特別な香りの付いたボールペンや消しゴム、ビニール製ブックカバーの使用は控えるように」と呼びかける事例があったほか、品質(zhì)監(jiān)督當(dāng)局が中國(guó)製文具のサンプル調(diào)査を行ったところ、空気穴の開いていないペンキャップ、ベンゼン含有量が基準(zhǔn)値を超えている修正液、漂白のし過(guò)ぎで子どもの視力に悪影響を及ぼしかねない紙など、基準(zhǔn)に満たない文房具が見つかった。

文章はこれを踏まえ、「中國(guó)國(guó)內(nèi)では高い品質(zhì)を持つ日本の文具メーカーが勢(shì)力を拡大しつつある」と紹介?！溉毡兢挝木撙紊蠒N機(jī)運(yùn)とは裏腹に、國(guó)産文具の市況は低迷している。國(guó)內(nèi)には8000社もの文具メーカーがあるが、その大部分はレベルの低い競(jìng)爭(zhēng)を繰り広げている。生産される製品は単一的でローエンド向けに集中しているほか、市場(chǎng)の集約度も低い」とし、「今年、ボールペンチップの國(guó)産に成功したとのニュースがあったが、これまでは全て輸入に頼ってきた?，F(xiàn)在、わが國(guó)の文具メーカーは輸入機(jī)器に頼らないと基準(zhǔn)を満たす製品を生産できない。メーカーは加工によるわずかな利潤(rùn)しか得られず、匠の精神で品質(zhì)を高めることができずにいる」と指摘した。

また、日本の文具について「イノベーション力の高さという大きな強(qiáng)みがある」と分析。その例として、消しカスが散らばらずにまとまる消しゴム、エアクッションによりボール紙などを楽に切れる構(gòu)造のハサミ、芯に伝わる力をバネが吸収して折れにくくするシャープペンシルなどを紹介した。さらに、日本では毎年「日本文具大賞」が開かれ、機(jī)能性やデザインの高い製品に優(yōu)秀賞が授與されることを伝え、「これも日本の文具メーカーがイノベーションに力を入れ、発展する原動(dòng)力の一つになっている」とした。（翻訳?編集/川尻）