2017年12月21日午後、韓國中部、堤川（チェチョン）市の8階建てスポーツセンターのビルで発生した火災(zāi)は、少なくとも29人の死者を出す大慘事となった。発生から一夜が明けた現(xiàn)場(chǎng)では捜索と救出活動(dòng)が続く一方、犠牲となった人の遺族や目撃者の証言が出始め、火災(zāi)発生時(shí)の狀況が次第に明らかになっている。

21日深夜に配信された世界日?qǐng)?bào)のインターネット記事によると、火災(zāi)発生當(dāng)時(shí)、現(xiàn)場(chǎng)には家族や友人の安否を確かめようと大勢(shì)の人が訪れ、助けを求める人たちの絶叫で阿鼻（あび）叫喚のさま（地獄のような慘狀）と化したという。ある男性は「妻が2階のサウナに閉じ込められている。早く助けてくれ」と泣き叫び、またある男性は「妻と少し前まで通話ができたが連絡(luò)が途絶えた。中に閉じ込められているようだ」と話した?！钢堡皮坤丹ぁ工壤Rり返し、すすり泣く女性もいた。

出火から2時(shí)間近くがたった午後5時(shí)40分ごろ、激しかった火がようやく収まり、建物內(nèi)部に進(jìn)入した消防隊(duì)員らによって閉じ込められていた人たちの安否が確認(rèn)された?；馂?zāi)で妹を失ったある遺族は「普段は火が出た建物のすぐ近くの銭湯に通っていたが、こともあろうに今日はそこに行って事故に遭った」と肩を落としたという。

また大學(xué)に合格したばかりの孫娘を亡くしたAさん（80）は、ダイエットをするとジムに出掛けた孫から「火事でドアが開かない」と切羽詰まった聲で電話が掛かってきたと話した。Aさんはニューシスの取材を受け、救助隊(duì)に「窓ガラスを割ってでも孫を助けてほしい」と頼んだが放置された、と憤った。

聯(lián)合ニュースによると、現(xiàn)場(chǎng)に出動(dòng)した消防隊(duì)は、最終的には2階サウナのガラス窓を割って內(nèi)部に進(jìn)入した。しかし現(xiàn)場(chǎng)を見守っていた目撃者たちからは、もっと早くこの措置を取っていれば、より多くの人を助けられただろうと悔やむ聲が出ているという。妻を亡くしたリュさん（59）は聯(lián)合ニュースの取材に対し、「妻の遺體を確認(rèn)したところ、指紋が消えていた。たぶんサウナの中で窓ガラスを割ろうとして手をひどく傷つけてしまったのだろう」と話した。

同報(bào)道によると、現(xiàn)場(chǎng)周辺では「火災(zāi)が発生してから1時(shí)間以上、建物內(nèi)に閉じ込められていた人が外部と電話で通話していたが、結(jié)局、救助が行われなかった」との証言も出ているといい、救助活動(dòng)が適切に行われていたのか、今後議論になるとみられる。（編集/吉金）