2017年12月23日、中國(guó)メディアの海外網(wǎng)が、広辭苑で臺(tái)灣を中國(guó)の1つの省と記載したことは誤りではないとのコメントを巖波書店が出したと伝えた。

記事は、日本の國(guó)民的な辭書である「広辭苑」が、臺(tái)灣を中國(guó)の省の1つとして記載したことで、臺(tái)灣の緑陣営（民進(jìn)黨に代表される臺(tái)灣アイデンティティー重視派）に衝撃が走ったと紹介。臺(tái)北駐日経済文化代表処が事実と異なるとして巖波書店側(cè)に表記の修正を求めていたと伝えた。

これに対し、広辭苑の発行元である巖波書店は22日、公式サイトで聲明を発表し、広辭苑の記述は、現(xiàn)在の日臺(tái)関係が非政府間の関係であることを?qū)g質(zhì)的に認(rèn)める表現(xiàn)だとコメント。日本を含む各國(guó)は「1つの中國(guó)論」に異を唱えていないと指摘した。この聲明に臺(tái)北駐日経済文化代表処の張仁久（ジャン?レンジウ）副代表は、遺憾の意を表明している。

記事は、広辭苑が臺(tái)灣を中國(guó)の1つの省と記載したことについて、臺(tái)灣の「獨(dú)立派」が異議を唱え、巖波書店に対して來(lái)年1月に刊行される第7版で修正するよう求めていたと紹介。しかし、巖波書店からは「冷たくあしらわれた」と伝えた。

例えば、記事によれば日本在住の「臺(tái)灣獨(dú)立派」の1人が、巖波書店に直接電話をして「訂正」を求めたが、巖波書店側(cè)は「地図」についてのことだと分かるとすぐに電話を切ったという。

この問(wèn)題について中國(guó)外交部は、「臺(tái)灣が中國(guó)の1つの省ではないとでもいうのか。臺(tái)灣は中國(guó)の領(lǐng)土の不可分の一部だ」とコメントしていた。（翻訳?編集/山中）