2008年9月1日、北京市第二中級(jí)人民法院（裁判所）で「人を罵り殺した」として遺族が賠償を求めている裁判が結(jié)審した。裁判所は遺族の主張を認(rèn)め、被告に賠償金2萬(wàn)2000元（約35萬(wàn)円）の支払いを命じた。2日、中國(guó)新聞社が伝えた。

【その他の寫(xiě)真】

事件は昨年12月1日、北京市郊外の農(nóng)民で起きた。楊（ヤン）さんと王（ワン）さんの畑は隣り合っており普段から些細(xì)なことで口論となっていた。この日も王さんが口論をふっかけたところ、怒った楊さんは村民委員會(huì)に訴え出ようと決意。ところが移動(dòng)中に転倒し死亡した。

死因は「心臓発作」と診斷されたが、遺族は王さんの罵倒が原因で憤死したとして7萬(wàn)8000元（約123萬(wàn)円）の賠償を求め提訴した。裁判所は遺族の主張を認(rèn)め王さんに賠償金の支払いを命じた。京師弁護(hù)士事務(wù)所の劉（リウ）弁護(hù)士は「罵倒と死因に直接の因果関係がなくとも、罵倒した者に過(guò)失があれば賠償責(zé)任が生じる」とコメントしている。判決に不服の王さんは控訴したが、二審でも遺族の主張が認(rèn)められた。（翻訳?編集/KT）