2008年9月1日、重慶晨報(bào)によると、中國(guó)で要人警護(hù)などを務(wù)める「SP」が注目を集めている。見(jiàn)た目はよくいる男女だが、逮捕術(shù)など格闘技に精通する警護(hù)のプロだ。

【その他の寫(xiě)真】

北京オリンピック期間中、重慶の警護(hù)會(huì)社、渝森特衛(wèi)安全コンサルタント公司（會(huì)社）では、特別に選抜された2人の警護(hù)員がオリンピック非公式警護(hù)要員としての任務(wù)にあたった。

その1人、年齢わずか20歳の男性警護(hù)員が、200m陸上で連覇を成し遂げたジャマイカのベロニカ?キャンベル＝ブラウン選手の護(hù)衛(wèi)を務(wù)めた。同選手からは睡眠やトイレ、食事、競(jìng)技以外のすべての間で身辺警護(hù)を要求されたが、ジャマイカの選手団が団體で買(mǎi)い物に出たときが、もっとも神経を使ったという。もう1人は女性警護(hù)員で、ある任務(wù)では男5人を瞬く間に取り押さえた“強(qiáng)者”。こちらは日本や韓國(guó)、シンガポールなどから訪(fǎng)れた要人や選手の警護(hù)にあたった。

同社では、オリンピックの警護(hù)任務(wù)にあたる警護(hù)員の選考にあたり、年齢25歳未満、五感に優(yōu)れるほか、端正な外見(jiàn)も重視したという。逮捕術(shù)や武術(shù)などの格闘技に秀でていることは言うまでもない。また、海外の要人を警護(hù)することもあるため、英會(huì)話(huà)能力は必須。給與はおよそ1萬(wàn)元（約15萬(wàn)円）だが、とくに重要なVIPの警護(hù)を擔(dān)當(dāng)する人だと給與は2萬(wàn)元（約30萬(wàn)円）以上。各警護(hù)員は、実名が知れると問(wèn)題があるため、社內(nèi)でも「1號(hào)」や「9號(hào)」などといった呼び方がされているという。（翻訳?編集/岡田）