2008年9月9日、9日付21世紀(jì)経済報(bào)道によると、國(guó)家エネルギー局の職員はこのほど、冬季のスチーム暖房費(fèi)の引き上げを検討中であることを明らかにした。

中國(guó)の北方の暖房は「暖気」と呼ばれるスチーム暖房が主流。その熱源は石炭で、スチーム暖房の約80％を火力発電所が供給している。このため暖房費(fèi)の引き上げは、石炭価格の高騰に苦しむ電力企業(yè)に対する電力料金引き上げ、発電用石炭の臨時(shí)価格統(tǒng)制に続く第3の救済措置ともいえる。

中國(guó)電力企業(yè)連合會(huì)によると、北方地域の各発電所は例年、夏季にスチーム暖房用の石炭調(diào)達(dá)に著手するが、今年は石炭価格の高騰に加え、赤字経営による手元資金の不足から、多くの発電所が石炭を確保できてない狀況という。

スチーム暖房を供給する火力発電所は、エネルギー効率が45％以上と、発電のみを手掛ける場(chǎng)合の37％を大きく上回っており、資源消費(fèi)の効率化が期待できる。こうした背景から発電?熱源供給を一體化した産業(yè)を育成するための減稅など優(yōu)遇策を求める聲も強(qiáng)まっている。（翻訳?編集/HI）