2008年9月10日、中國外交部スポークスマンは9日、実習生として日本の山梨県のクリーニング會社で働いていた湖北省出身の女性6人が同社から「虐待」を受けていた事件で、中國駐日大使館や関係各部門を通じて現(xiàn)在事実確認を行っているところだと発表した。北京市の「新京報」が伝えた。

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湖北省黃石市の派遣會社「黃石東創(chuàng)海外就業(yè)服務(wù)有限公司」の仲介で山梨県昭和町のクリーニング會社に実習生として働いていた6人は、月給わずか5萬円で土日もなく働かされていた。深夜12時までの殘業(yè)もたびたびあり、その殘業(yè)代は山梨県が定める時給の半分ほどしかなかったため同社に待遇改善を求めたところ、8月22日に「強制帰國」させられることに。その際、同社社員ともみ合いになり、3人が負傷。その3人は労働者支援団體に保護されたが、殘りの3人は帰國せざるを得なかったという。

この記事を「日本新華僑報」に載せたのは、在日中國人ジャーナリストの莫邦富氏。日本の中國大使館は9日、職員を派遣して莫氏とともに負傷した3人の実習生を見舞った。中國大使館はさらに山梨県にも職員を派遣し現(xiàn)地警察に事件の詳細をたずねるとともに、外國人研修生受け入れ事業(yè)を進める財団法人にも話を聞きに行ったという。

中國外交部スポークスマンはこの事件について、「日本が法に従い在日中國公民の権利を守ってくれることを望む」とのコメントを発表した。（翻訳?編集/本郷）