2008年9月10日、「新華網(wǎng)」の報(bào)道によると、広西チワン族自治區(qū)北海市で昨年4月に発生した「人食いワニ事件」に関し、「管理不適切」として訴えられていたワニ園側(cè)は、1審判決を不服として上告していたが、裁判所の調(diào)停によりこのほど和解が成立したという。

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「人食いワニ事件」は、昨年4月20日、北海市に住む小學(xué)2年生の劉（リウ）君が閉鎖中のワニ園に入り込み、ワニにいたずらをしていたところ、突然食いつかれ、完全に食べられてしまったというもの。當(dāng)時(shí)、ワニ園には「立ち入り禁止」の注意書きがあったものの、施錠されておらず、管理人も現(xiàn)場(chǎng)を離れていた。また、ワニの池の周りの柵は最も低い所で55cmしかなく、両親が「管理が不適切」としてワニ園を提訴していた。

今年1月の1審判決では、ワニ園側(cè)に賠償金約15萬元（約225萬円）と、遺體が発見されない精神的苦痛などの補(bǔ)償金7萬元（約105萬円）の支払いが命じられたが、ワニ園側(cè)はこれを不服として上告していた。

北海市中級(jí)人民法院では、審理を重ねるとともに調(diào)停を進(jìn)めた結(jié)果、ワニ園側(cè)が両親に賠償金総額16萬元（約240萬円）を支払うことで合意に達(dá)し、賠償金の50％はすでに支払われ、殘りの50％もまもなく支払われる予定になっているという。（翻訳?編集/HA）