モバイバル決済がすすむ上海では、財(cái)布を持たずに出かけることも一般的になっているが、スマートフォンさえ不要になる時(shí)代が來(lái)るかも？など期待されているのが「顔認(rèn)証」による決済システムだ。

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今年、「顔認(rèn)証」決済システムを試験的に導(dǎo)入して話題となったのが浙江省杭州市のショッピングモール「萬(wàn)象城」內(nèi)にある「KPRO」店。

このお店は、KFC（ケンタッキー?フライドチキン）の新ブランドで、健康志向のヘルシーメニューがポイント。若者向けのおしゃれなディスプレイや店內(nèi)のインテリアはカフェスタイルで、開放感のある店內(nèi)はとても居心地がよさそうである。

平日、開店と同時(shí)に「顔認(rèn)証」決済システムを體験してみた。この「KPRO」店がオープンした9月には、「顔認(rèn)証」決済が話題となり、珍しさに多くの客が集まり、大混雑となったようだが、12月現(xiàn)在は少し落ち著いているようで、平日はあまり混んでいない。

「顔認(rèn)証」決済のできるタッチパネル式のセルフ注文パネルは全部で3臺(tái)。セルフ注文パネルはスマートフォンの大型バージョンという感じで、パネル畫面などもアプリの注文畫面と変わらないので、特に説明がなくても、違和感なく使える。パネルも大きいので、見やすい。

タッチして注文を完了すると、決済方法を選択する畫面があらわれる。いよいよ「顔認(rèn)証」だ。決済方法はアリペイ（支付寶）、Wechat pay、アリペイ「顔認(rèn)証」と3つで、そこで「顔認(rèn)証」決済を選択すると、畫面がカメラ機(jī)能に切り替わり、約1?2秒で「顔認(rèn)証」が行われる。「顔認(rèn)証」が成功した後、アリペイに登録している攜帯番號(hào)を入力すると注文が完了する。

注文から「顔認(rèn)証」決済を利用して完了するまで約10秒前後。ここまでスタッフとのコミュニケーションは全くなく、タッチパネルの畫面の指示にしたがって操作するだけ。

ただ、「顔認(rèn)証」決済とはいえ、登録している攜帯番號(hào)の入力など、実際は「顔」だけではなく、セキュリティのため、そのほかの情報(bào)も必要のようだ。

それに「顔認(rèn)証」決済を利用するには、事前にアリペイでパスワードや自分の顔を登録しておくことなど、「顔認(rèn)証」決済の利用を可能にするための設(shè)定も必要だ。モバイバル決済より便利かどうか？1店舗だけの利用では判斷しがたいところもある。

さて、試験的に採(cǎi)用されているこの「顔認(rèn)証」決済システムだが、今後支払い方法の主流となるか、中國(guó)國(guó)內(nèi)だけではなく、海外からも注目を集めている。

將來(lái)、財(cái)布は過去の商品になってしまうのか？キャッシュレス化が加速する中國(guó)の都市では、手ぶらになる若者がますます増えてきそうだ。（提供/フライメディア）