2008年9月12日、河北省石家荘市にある三鹿集団が製造した粉ミルクを飲んだ乳児が腎臓結(jié)石や尿路結(jié)石を発癥した事件で、石家荘市人民政府は何者かが故意に同社の原材料乳に有害物質(zhì)のメラミンを混入させたとして、警察當(dāng)局が関係者78人から事情を聞いたと発表した。新華社通信(電子版)が伝えた。

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メラミンは有機(jī)窒素化合物の一種で、製品中のたんぱく質(zhì)含有量を高く見(jiàn)せるために混入したと見(jiàn)られている。08年3月に消費(fèi)者から三鹿集団に「子供の尿が濁っている」「尿の中に顆粒狀のものがある」などの訴えが寄せられていた。6月以降には、同社の粉ミルクを飲用していた乳幼児が腎臓結(jié)石などを発癥し醫(yī)療機(jī)関で治療を受けたとの連絡(luò)をたびたび受けていたという。石家荘市警察當(dāng)局は12日午前7時(shí)までにメラミン混入の疑いのある関係者78人を事情聴取するなどして捜査を進(jìn)めている。

石家荘市委と同市人民政府は緊急會(huì)議を招集。メラミン混入の疑いがある同社製品をすべて回収し、同社の全製品に対する徹底した検査を行うとしている。（翻訳?編集/本郷）