2008年9月15日、現(xiàn)在臺灣で上映され、異例の大ヒットを飛ばしている映畫「海角七號」だが、これまで無名だったサミュエル?ウェイ（魏徳聖）監(jiān)督にとって同作品は大きな賭けだったという。聯(lián)合報(bào)が伝えた。

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「海角七號」は製作費(fèi)5000萬NTドル（約1億6000萬円）のうち、3000萬NTドル（約9900萬円）はウェイ監(jiān)督が借金して工面したもの。今年40歳と若手のウェイ監(jiān)督は、これまで2本の短編作品しか発表しておらず、いずれも金策に試行錯(cuò)誤したという。

「海角七號」に取り掛かる前、失業(yè)中のウェイ監(jiān)督は1日100円足らずで過ごした極貧生活も経験。その中での映畫制作について「ほんとに大きな賭けだった。この業(yè)界は変人が多いからね！」と笑顔で話しつつ、「勇気をもって臨んだわけじゃなく、後ろへ引き下がる道が無かっただけ。ダメになるなら自分の手でダメにしてやろうと思った」と、その心中を語っている。

ウェイ監(jiān)督は、大學(xué)時(shí)代に経験した兵役中、映畫好きの友人と知り合ったことがきっかけでこの世界に足を踏み入れ、今年で15年目を迎える。故エドワード?ヤン（楊徳昌）監(jiān)督らのもとで下積み生活を送り、今回が長編映畫デビュー作になる。空前のヒットで一躍名前を売っただけでなく、借金の悩みも一気に解決できそうだ。（翻訳?編集/Mathilda）